夏の便り

夏の便り

南風が午後の赤道を駆け抜けヤンバルの木の葉を捲り挙げるとき漁師達は 日に輝く白い下着を頭に被ってこう呟くのだ風がきたぞやれやれ 黒い黒い雲が水平線をたちまちにして覆っているではないかそして痛いほどの大きな雨粒が手の届きそうなほど近くか