イギリスのロマン派詩人で、夭折したジョージ・バイロン(1788〜1824)の命日である。バイロンは、ベルリオーズの交響曲《イタリアのハロルド》にアイディアを提供した詩人。《幻想交響曲》を聴いて大感激したヴァイオリンの鬼才パガニーニから、自分が所持しているストラディヴァリウスのヴィオラを生かせるような曲を書いて欲しいと頼まれ、バイロンの出世作『チャイルド・ハロルドの巡礼』をもとに、独奏ヴィオラ付きという奇…
ブログのつながりに感謝します。ステキなブログ記事へのコメント代わりに音楽で感謝いたします。
アマデウスレコードの7番目のブログです。親友と信じているかのこさんがしばらくブログをお休みなさいます。音楽だけでも楽しんでいただけるように、音楽堂を開きました。
クリスマス・ミュージックを考えるとき、クリスマス・シーズンに聞き返すのにふさわしい〝宗教改革〟
同時代の作曲家と比べてクリスマスのために作曲した作品が多いのがメンデルスゾーン。そこに思いを馳せて5曲の交響曲に聞き入ると、クリスマス的喜びが伝わってくるのに気付かされる。
個性は普段着から*イダ・ヘンデル、ベルグルンド、ボーンマス響 シベリウス&ウォルトン・ヴァイオリン協奏曲
1975年録音の高名なシベリウス・ヴァイオリン協奏曲(ASD3199)のデジタル・リマスター盤。カップリングは2つのセレナード、ユーモレスク5番からウォルトンの協奏曲に変更されています。80代になっても第一線で活躍し続けた彼女は、その長いキャリアにも関わらず、録音の少ないことで有名です。生前のシベリウス自身にも認められたというこのヴァイオリン協奏曲は、彼女の代表的名演。シベリウスの美しいメロディをひときわ引き立…
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イギリスのロマン派詩人で、夭折したジョージ・バイロン(1788〜1824)の命日である。バイロンは、ベルリオーズの交響曲《イタリアのハロルド》にアイディアを提供した詩人。《幻想交響曲》を聴いて大感激したヴァイオリンの鬼才パガニーニから、自分が所持しているストラディヴァリウスのヴィオラを生かせるような曲を書いて欲しいと頼まれ、バイロンの出世作『チャイルド・ハロルドの巡礼』をもとに、独奏ヴィオラ付きという奇…
同時代の作曲家と比べてクリスマスのために作曲した作品が多いのがメンデルスゾーン。そこに思いを馳せて5曲の交響曲に聞き入ると、クリスマス的喜びが伝わってくるのに気付かされる。
1975年録音の高名なシベリウス・ヴァイオリン協奏曲(ASD3199)のデジタル・リマスター盤。カップリングは2つのセレナード、ユーモレスク5番からウォルトンの協奏曲に変更されています。80代になっても第一線で活躍し続けた彼女は、その長いキャリアにも関わらず、録音の少ないことで有名です。生前のシベリウス自身にも認められたというこのヴァイオリン協奏曲は、彼女の代表的名演。シベリウスの美しいメロディをひときわ引き立…
60年前。10月24日録音の名曲。チェコ・フィルのベートーヴェン トリプル・コンチェルトの伝説。
チェコ・フィルを振った名指揮者の中でも、もっとも洗練された音楽を展開する。横の流れよりも縦のリズムを重視した、勢いだけに流されない引き締まった演奏。
記事「モーツァルトのレクイエムよりも優れている、ルイ16世の処刑を悼んで作曲されたケルビーニの《レクイエム ハ短調》」が総合記事ランキング30位になりました!
第29回ダンスフェスタin熊本「ソシアルダンスの夕べ」。今年は第二部のアマプロミックスドに、講座発表として、シニアネット熊本の方達が出場されます。
現代を代表するイタリアの巨匠リッカルド・ムーティ。クレンペラーの後任として首席指揮者を務めていた時代のニュー・フィルハーモニア管弦楽団との録音。巨匠の風格漂う堂々たる演奏
ヨッフム/ウィーンフィルの交響曲第5番か?と快哉を叫びたくなるような重厚な番層にミルシテインの音色は、怜悧なきらめきの下に熱く情念がたぎっています!!!
誰が決めたかは定かで無いが、「南米生まれの3大ピアニスト」がいる。アルゼンチンのマルタ・アルゲリッチとダニエル・バレンボイム、そして1991年の今日他界したチリのクラウディオ・アラウだ。アラウは十代前半でヨーロッパに渡り、ベルリンの音楽院で才能を磨いたせいか、大得意にしたリスト以外では、モーツァルト、ベートーヴェン、シューマン、ブラームスと並ぶドイツ正統派のレパートリーに、ドイツ人以上にドイツ的な演…
ドイツのロマン派オペラの歴史を飾る作曲家・指揮者オットー・ニコライが、39歳を前にベルリンで夭逝した日。職業音楽家の父の跡を継ぐように強制されたニコライは、16歳で放浪の旅に出る。23歳でローマに赴き、イタリア伝統の教会音楽やオペラの作曲法を身に付けた後、ウィーンの宮廷に仕える音楽家になり、31歳で宮廷楽長にまで上り詰める。その時、ニコライは現代の私たちに至福の喜びを与えてくれるものを組織した。ウィーン…
1958年、第1回チャイコフスキー国際コンクールで優勝したヴァン・クライバーンは、一躍アメリカのヒーローとなり、パレードなどの華々しい社会現象を引き起こしたのは有名な話です。ブラームス:P協奏曲2番は、フリッツ・ライナー指揮シカゴ交響楽団1960年のライブ・レコーディングと1961年のセッション・レコーディングの2度ありますが、本盤は1961年のセッション・レコーディング版となります。
ラヴェルといえばアンドレ・クリュイタンス、とされるほど、収録から60年以上の歳月を経ても最高位にランクされる名演。しなやかで繊細なニュアンス、精妙で瑞々しい感性に満ちた響きは、いつ聴いても時代を超越した官能の世界を提示してくれる。
アメリカの地に骨を埋めたフリッツ・ライナーはその晩年を、手兵のシカゴ交響楽団とともにアメリカRCAレコードに数多くの録音を残し、その優れた演奏の数々は録音から、60年近く経つ今でも名盤定番として高く評価されています。ライナーの演奏の特徴はまずそのダイナミックで強固な音楽作りにあります。小細工することなく、楽曲の持ち味を純粋に引き出すタイプ、その引き締まった音楽と妥協を許さない姿勢が聴き手に感動を与え…
テルアビブの海岸で散ったケルテスがベストパートナーだったロンドン響と残してくれた逸品!!ホルンの名手、バリー・タックウェルも在籍していた当時のロンドン響は、技術はもちろん、表現力にもかなり高度なものがあり、また、英デッカの優秀な録音技術もあって、この作品本来のロマンティックな味わいを満喫することができます。重厚にしてややブラームス寄りのシンフォニックで構築力の勝った豪快なドボルザークで、若々しさを…
1951年7月29日、バイロイト祝祭劇場でのライヴ録音。通称「バイロイトの第九」はバイロイト音楽祭の戦後初開催の初日に行われた伝説の実況録音盤で、まさに20世紀の人類の遺産ともいうべきレコードです。英国盤(超高価!)を除けば最も音質的評価の高いフランス盤、しかし値段はこなれており、盤質も良好なお勧め品。
マルツィの代表的な名盤で、英COLUMBIA盤はコレクターズ・アイテムとして有名な高額盤。このANGEL盤は英国プレスでジャケットのみ米国で作られています。値段はCOLUMBIA盤よりかなりリーズナブルです。
パガニーニという作曲家は、クラシック史上最高のヴァイオリニストでもあり、ヴァイオリンという楽器の可能性を広げることにも尽力した偉大な音楽家でもある。 よって、彼の作曲した曲は、彼の技巧の誇示と、ヴァイオリンのあらゆる技法を駆使して演奏するために書かれたものであるので、「超絶技巧曲」という、極めて難度の高い曲として知られている。そのパガニーニのスペシャリストとも言えるのが、アッカルドである。驚異的…
カサドシュは既に定評の有るモーツァルトとラヴェルを最も重要なジャンルの作品に据えていたのではと思いたくなるレコード!!!清楚で淡々と演奏していて、常にスタイリッシュです。いわゆる、ソリストとしては絶対に必要な「俺が俺が」と言って前面に出ていく強さがほとんど感じられない???最初から最後までカサドシュの美学の中で事は進んでいくように思えます??カサドシュは 些細な事に拘らない美学??が見え隠れする名演です!!!
マルツィの代表的な名盤で、英COLUMBIA盤はコレクターズ・アイテムとして有名な高額盤。このANGEL盤は英国プレスでジャケットのみ米国で作られています。値段はCOLUMBIA盤よりかなりリーズナブルです。
パガニーニという作曲家は、クラシック史上最高のヴァイオリニストでもあり、ヴァイオリンという楽器の可能性を広げることにも尽力した偉大な音楽家でもある。 よって、彼の作曲した曲は、彼の技巧の誇示と、ヴァイオリンのあらゆる技法を駆使して演奏するために書かれたものであるので、「超絶技巧曲」という、極めて難度の高い曲として知られている。そのパガニーニのスペシャリストとも言えるのが、アッカルドである。驚異的…
カサドシュは既に定評の有るモーツァルトとラヴェルを最も重要なジャンルの作品に据えていたのではと思いたくなるレコード!!!清楚で淡々と演奏していて、常にスタイリッシュです。いわゆる、ソリストとしては絶対に必要な「俺が俺が」と言って前面に出ていく強さがほとんど感じられない???最初から最後までカサドシュの美学の中で事は進んでいくように思えます??カサドシュは 些細な事に拘らない美学??が見え隠れする名演です!!!
1965年発売ですから、まだ20代のころの録音。アシュケナージらしく、難しいパッセージも軽々と弾きこなして難しく感じさせないナチュラルな演奏です。デッカSXL6143相当盤、英国プレスです。
壮年期カラヤン指揮ウィーン・フィルと超豪華歌手陣で歴史的名盤となったSXL2167のモノラル録音盤です。
仏蘭西エラート・レーベルの歴史の中で最も成功した録音だと断ずることが出来るこの曲の「未来永劫代表盤」。ランパルとラスキーヌの共演はフランスの最良の流麗さを体現した比類なき名演、名クラリネット奏者ランスロの演奏も数多くの人々を魅了し続けてきた決定的名演、日本コロムビア社も特別豪華セット1枚組でリリースする価値ありと判断したものと思料
1950年代後半~石油ショック前70年代前半までの国内初期盤はフラット盤も有り180g前後と重く、深溝。ジャケットも丁寧にコーティング。後年再発盤は、時代と共にプレス機の仕様変更、コスト的にも当時の手作り的な手間をかけることが出来ず、ジャケットも簡素な味気ないカラーコピー的作りになってしまいました。音質も、当時の録音はアナログテープでしたから、60年以上も経過した昨今、当時の音質のまま残ってなどいる訳が無く…
5月12日(日)秋葉原の損保会館に於きましてMJオーディオフェティバルが開催されます。オヤッグサウンドも出展いたします。ブースではオヤッグ製品の特価販売、無料サンプルの配布、レコードクリーニングの実演等を予定。さらにオヤッグ製品をご購入のお客様には、「オヤッグワンプッシュクリーニングボトル」をプレゼント。
淡々とした美しさを奥深い透明感で貫いて描ききる素晴らしい名演。カーゾンは弾力的なリズム感と固い構成感で全体を見失わせない実に上手い設計で聴かせてくれる。エッジの効いた冒頭から終わりまで息もつけぬ緊張感を味わえます。デッカのオーディオファイル盤で高名な「真夏の夜の夢」の指揮者フィエルスタートのバックは、北欧グリーグの雰囲気がピッタリ合います。しかし、カーゾンは、わが国の小学生のとき音楽の教材だった…
元旦に、ウィーン・フィルが楽友協会ホールで開く「ニューイヤー・コンサート」は、世界一有名な演奏会。その立役者が、ウィーン・フィルのコンサート・マスターとして、音楽の都を象徴する活躍を繰り広げたヴィリー・ボスコフスキー(1909〜1991)である。彼は1955年から79年まで「ニューイヤー・コンサート」の顔となり、ヴァイオリンを弾きながらオーケストラを指揮するヨハン・シュトラウス父子のスタイルを再現して人気を博…
清潔で芯の通った美しい音色と卓越した技巧を兼ね備え、作品の核心に肉薄しようとする深い精神性を感じさせるシェリングの演奏は今でもスタンダードな解釈として数多くの音楽ファンを魅了しています。RCA VICTROLAシリーズの初期プレス盤。
カラヤンによるプッチーニの歌劇「蝶々夫人」は2回目のスタジオ録音。初回は1955年のモノラル録音で、蝶々夫人にマリア・カラス、ピンカートンにニコライ・ゲッダを据えるという豪華布陣で、ミラノ・スカラ座管弦楽団や合唱団の好演もあって、今なお色褪せることがない名盤です。それを上回る完成度を求めたカラヤンは、70年代においてこれ以上ない超豪華歌手陣をキャスティング。フレー二による瑞々しい美声の蝶々夫人、パヴァ…
リヒターは1960年代一杯を通じてバッハの声楽曲、管弦楽曲、室内楽曲、器楽曲を網羅するかのように録音を継続し、バッハ演奏家としての令名を世界的なものにしました。そうした60年代のリヒターのバッハ解釈の結実の一つが、1967年1月にほぼ2週間という時間をかけてじっくりと収録されたブランデンブルク協奏曲の全曲盤
演奏は均一かつ特有のストイズムに貫かれた「抜群」のもので、端正な歌わせぶりや多彩な音色の変化、さらにダイナミクスの幅、なによりこれだけの集中力をもって一気に聴かせる演奏にはそう出会えるものではない。
フェラスとトルトゥリエの巨匠2人によるブラームスのダブル・コンチェルトはさすがの華麗な演奏です。クレツキとフィルハーモニア管弦楽団の伴奏もクオリティ高く、2人を引き立てています。フェラスとバルビゼのベートーヴェン・ヴァイオリン・ソナタ1番も非常に美しく、満足度の高い1枚。良好録音で盤のコンディションも問題ありません。ステレオ盤ASD549はたいへん高額ですから、モノラル盤がお勧めです。
玉名温泉の立願寺足湯
酒・煙草・ジャズをこよなく愛し、不健康な生活の果てに46歳の若さで逝ってしまったフランソワ。残された録音はお宝の山。現代のショパン演奏からは大きくイレギュラーですが、こだわりを捨ててピアノ名曲に酔いしれようじゃないですか。
バッハ「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」の規範とされるポーランドの名ヴァイオリニスト、シェリングの決定盤です。