今期の仙台の闘いを振り返って
長いJ2リーグの闘いにおいて対戦相手や自チームの状況によって戦略的に闘い方は当然、変わっていくが今シーズンの仙台の闘いを戦術的に特徴的だったことを挙げてみたいと思う。昨シーズン,チームで最多得点を上げたロペス・萬代が抜けた穴をどう埋めていくのかが焦点であった。昨シーズンまではロペスが攻撃の起点となっており,ロペスのパスが仙台の攻撃のリズムを作り局面を打開していた。またロペスのボールキープ力が味方の攻め上がりを促すことにより攻撃に厚みを持たせていたし,守備においてもDFラインの修正のための時間を作っていた。しかし,ロペスに相手選手が人数をかけてマークしてきて十分に仕事が出来ない時やロペス自身のパフォーマンスが良くないときは仙台の攻撃は停滞することが多かった。また,ロペス自身の守備意識は薄く,運動量も豊富ではないこ...今期の仙台の闘いを振り返って
2008/12/28 16:12