それが罪というのなら
台湾映画祭⑥「親愛なる君へ」ピアノ教師のジエンイーは、死んだ同性パートナーの老母シウユーと幼い息子ヨウユーと同居し、献身的に彼らの世話をしていた。病を患っていたシウユーが急死、財産を当てにしていたシウユーの次男は、ジエンイーが遺産相続人のヨウユーと養子縁組をしていたことを知ると、ジエンイーが母を殺したと警察に訴える。捜査によりジエンイーに不利な証拠が明るみとなり、ジエンイーは逮捕されてしまうが…ゲイの青年が死んだ恋人の家族に尽くす…という設定は、ベン・ウィショー主演の佳作「追憶と、踊りながら」と似てますが。こんなに胸が締め付けられる映画を観たのは久しぶりかも。感動したとか涙腺が緩んだとかではなく、いろいろ考えさせられて苦しくなる、重い気分になる、そんな映画でした。秀作なんだけど、こういうシビアな内容って苦...それが罪というのなら
2025/02/25 22:33