ロニーの痙攣
98年の初夏のある朝、レオに去勢手術を受けさせる日でした。 「ちょっと来て、ロニーが、ロニーが!」 という、うちの奥さんの狼狽した声で起こされました。 慌てて行ってみると、不思議そうに見守るレオと、 身体を横たえ、四肢を突っ張らせて痙攣している、 ロニーの姿がありました。 「ロニー!ロニー!」 名前を呼んでも反応せず、痙攣したままでした。 しばらくしてやっと痙攣がおさまると、 「僕どうしたの?何があったの?」 とでもいうような不安そうな声でロニーが鳴きました。 最初は何があったのか僕達にもわからず、レオとロニーがじゃれていて、 噛み付きどころか、打ち..
2009/06/06 20:12