金色のワインに時計を沈めて・・・

孤独

全身をシックに黒で固めたアナタに出会ったのは私が4歳の春おいでをするとついてきた冷蔵庫からミルクをこっそり持ち出してお皿にたっぷりと美味しそうに全てたいらげま…

2009/04/16 00:59

日本人の性質

海外の出来事を伝えるニュース映像などで、韓国で何か事件があったとき、号泣し泣き叫ぶ民衆の姿を目にする機会があるが、あれを見て、韓国人は非常に感情的な国民なのだ…

2009/04/14 08:01

ある少女の談話

迷イハ アリマセンデシタ気ガツイタラ彼ニ 抱キツイテイタ炎ニ包マレル彼ニドウシテッテ・・・大好キダッタカラタダ ソレダケデス怖クハ ナカッタデス・・・他ニモイ…

2008/11/25 23:31

あるロックスターの思い出

自己否定が俺の存在理由であり俺の源泉だから基本的に俺は俺を信じる奴を信じない真実が何か なんてどーでもいいでしょみんなそうでしょ結局自分のアタマで考えることほ…

2008/11/24 18:49

逃避行

君が僕を選んだのか僕が君を選んだのかそんなことはもうどうだっていいんだけどあの日いつもの帰り道でふと誰かの視線を感じたんだ振り返るとそこに君はいた古ぼけたアン…

2008/11/06 07:53

タイフーン・トーキョー

オフィスで仕事中 23：34300秒のコーヒーブレイク台風情報のキャスターに イカしてる人を見つけちゃったなんてメールでわざわざ知らせる君今夜は帰れそうもな…

2008/09/30 15:33

真珠葬

首飾りの金具と紐は突然に外れて散らばった 真珠は満月を映し出す 湖に沈んでいったもうこれ以上歩くのが嫌になっておんぶをせがんだ 僕のせいですねあなたは 責めま…

2008/09/30 15:24

Le poete de chocolat ～第12話～ 伝説の男

ふと傍らのシャビーなチェストに目をやると、そこには見覚えのあるシャンプーボトルが並んでいた。アールヌーボー様式の香水壜を大きくしたようなボトルには、髪質によっ…

2008/09/05 15:16

Le poete de chocolat ～第11話～ 隠れ家サロン

とっさに、落し物を拾うふりをして、身をかがめた。上目遣いに様子を伺うと、小走りに遠ざかるアキラの姿が見える。後を追って、ショップから出てきた流星も、花江の姿に…

2008/08/29 01:11

Le poete de chocolat ～第10話～ 美しい男たち

急いで階段を駆け下りて、花江は外に飛び出した。 良かった～。まだ、二人は10メートルほど先を歩いている。に、しても流星さん目立ってるな～細い脚をさらに強調する…

2008/08/25 20:22