本当に生きにくい社会なのか
現代社会は、よく夢や未来が見えないとか大人が生きにくい社会であると言われる。しかし、子供がたくさん生まれ育っていた時代と比べて、本当にそうなのだろうか。むしろ逆なのでは・・・と思う。昔子供が多かったのは、今よりも医療も発達せず、成人を無事に迎えることが出来る子供が少なかったということもある。大人も子どももまず生きていくということだけで精一杯の時代がほんの少し前まであった。将来の夢が広がっていたわけでもない。ただ日々懸命に生きていた。仕事や子育てをするかたわら、ほんの少しの時間に楽しみを見つけたり、年に一度の祭りに熱狂したり、娯楽や大人の遊びは決して多くはなかった。かといってそれは不幸でもなかった。今は、自分たちの生活を楽しむことが出来る時代であり、医療も進歩し、昔と比べると随分生きやすく楽しみもある時代だと言え...本当に生きにくい社会なのか
2008/05/06 00:09