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謹賀新年
2010年の幕開け。皆様、あけましておめでとうございます。めっきり更新が滞ってしまい、モニター上とはいえ、本当に合わす顔もございません…。お久しぶりです、きあ…
2010/01/01 00:03
菜萵苣 vol 101
静かに、けれどハッキリとしたリューイの拒絶の言葉。それはようやく落ち着きを取り戻しつつあった僕の頭を再び混乱に陥れた。「え?どうしてだよ?そうするより他に道は…
2009/12/06 19:37
菜萵苣 vol 100
僕の告白を聞いて、両の瞳の揺らめきは一層強くなった。一言一言、確かめるように言葉を繋いでいく。「はじめはそういう感情で彼女と会っていたわけじゃない。だけど、フ…
2009/11/29 17:47
菜萵苣 vol 99
冷たい風が夜の森を不気味に走り抜ける。僕は木の根に腰を下ろすと、冷たくなった指先に息を吹きかけた。昨夜はロクに眠れなかった。響子や桜子嬢は何も聞かずにいてくれ…
2009/11/23 20:47
菜萵苣 vol 98
言葉を失って呆然とファリエルを見つめる僕を不思議そうに見つめ返すエメラルドの瞳。鏡のように澄んだ両目に映っているのは間違いなく僕だ。それならば、彼女の中の「兄…
2009/11/23 17:37
菜萵苣 vol 97
異変の始まりはある日のよく晴れた午後。いつものように僕の腕の中でファリエルが穏やかな笑みを浮かべる。目の前にはたくさんのサンドウィッチやポテト、そして僕の好物…
2009/11/08 19:47
死に際の道化師が空を見上げてこう言った
ワタシは天国にも地獄にもいかない 空に住んで雲のベッドで眠るのさあの子が飛ばした赤い風船 いつでも捕まえてあげられるのさ …
2009/11/08 16:57
菜萵苣 vol 96
「問題…ですか?」桜子嬢の言葉にハッと我に返る。「いや、何でもない。ってか今のは忘れて」さっきまでの空気がすでに懐かしい。やかましいけど和やかだった雰囲気が、…
2009/11/07 20:47
菜萵苣 vol 95
「つーばさっ!枕投げしよ!」「はぁ!?」月明かりに照らされて心をどこか遠くに置き去りにしてしまっていた僕は、背後から甘えた声で予想もしない言葉を聞かされ、調子…
2009/11/03 19:37
菜萵苣 vol 94
「失礼します」居心地の悪い部屋に救いの神が舞い降りた。月子さんは応接間に入ってくると、僕たちの前で頭を下げる。彼女の登場で場が和むと踏んだ僕は、ほっと胸を撫で…
2009/11/01 21:17
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