03.君の隣

03.君の隣

  いつから、君の隣にいたかなんて、覚えていない。君の隣にいることは、昔から変わらないこと。ずっとずっと、それが続いていくと信じていた。 何も知らない、無知な子供だったね。お互いに。* * * * * 何も言わない空間には慣れてい