マッキーの時事随想:国民軽視の日本

マッキーの時事随想:国民軽視の日本

物価上昇を加味した実質賃金は、前年同月に比べ2.9%減少し、12カ月連続のマイナスとなったという報告が厚生労働省からありました。アメリカの2020年の年間実質賃金は6万9392ドル、韓国は4万1960ドル。日本は3万8515ドルで、この20年間で韓国にも追い抜かれてしまいました。財務省が発表している国民負担率(国民所得に占める税金や社会保険料の割合)で見ると、2000年の35.6%から、2020年には47.9%と上昇しています。小泉内閣で、日本は格差社会を是認し、現代に至っています。非正規雇用の人たちは、もっと厳しい状況にあると思われます。にも関わらず、物価上昇に対する政府の見解は、国民視線では考えられないものです。太平洋戦争で、特攻隊を組織し、あまりに人間の命を軽視した日本でした。国家の為なら個人の尊厳...マッキーの時事随想:国民軽視の日本