財形貯蓄に加入する利点とは?退職時などに特に注意すべきポイントも解説!
サラリーマン、会社員の人が一度は加入を検討したことがあると思われる財形貯蓄について、仕組みやメリット、デメリットについて説明したいと思います。 財形貯蓄とは、サラリーマンが加入できる積み立て制度 財形貯蓄とは、従業員の財産形成を支援するための福利厚生の一種です。 財形制度を導入企業に勤めている人が、毎月の給料とボーナスからあらかじめ設定した金額を自動的に天引きし、積み立てられる制度です。 収入の一部が自動的に手の届かないところに振り分けられるので、給料が振り込まれるとついつい使ってしまう人にとって貯めやい制度となっています。 目的別に以下の3種類があります。 一般財形貯蓄 いつでも引き出すことが可能な最もシンプルな貯蓄タイプです。 財形住宅貯蓄 マイホームの購入資金や、リフォーム費用としてお金を貯めたい人に最適な貯蓄タイプです。 住宅の取得や、リフォームに充てるために引き出す場合は、残高550万円(後述の財形年金と合わせて)まで非課税となっています。 財形年金貯蓄 定年後の生活に備えるための貯蓄です。 受け取りが毎月、2ヶ月ごと~1年こどという風に選べるのが特徴で、定年後に年金のように受け取りたい人向けの貯蓄タイプとなっています。 財形住宅貯蓄と合わせて550万円までが非課税となっています。 財形貯蓄のメリット 財形貯蓄の最大の魅力は、給料天引きで知らない間にお金を貯められることと、非課税のメリットです。 給料天引きで自動的に積み立てられる 貯金がなかなか思うようにできない人にとって最大のメリットは、やはり強制的な積み立てられてしまうというところです。 通常であれば、給料が振り込まれる多口座からいったん現金を引き出して、別の貯蓄用の口座に移動させるなどの作業が必要になります。 コンビニのATMなどでこの作業を行うと、場合に時間帯によっては手数料が引かれてしまうことも・・・ こういった作業を毎月するのってものすごい難しいと思います。 しかし、財形貯蓄はこのような手間が一切ありません。
2020/05/12 06:00