里山の小さな春
3月30日(土)晴れ温かく強い風空に黄砂巨石を積んだ石積み目的は裏山の崩落防止石の縁に張りつくように暖をも求める草たちタネツケソウにオオイヌノフグリ何の因果この草達は何処でも相見れて花を開くレンズ近づければ可憐さが覗える彼等の仲閒とするヒメオドリコソウこの花が開くとヒラタアブなどが近づく欄のような花の形虫たちに受粉を促す裏技更にこの石積みに住み着いたキバナオダマキ俺がこの里山に移り住んだころは多く見ることができた明日を待てば4月になり草木の花が一斉に咲き出すおれもこの春で地域の農業関係の事務を卒業残す半年の関わりを持ちながら己の道この地で20余年足の下になった草の名も知らぬ彼等を雑草と呼ばず其々の名を知って呼んでやりたい里山の小さな春
2024/03/30 18:45