ON THE EDGE 13

ON THE EDGE 13

「ケントくん、こっちこっち」 ユウトに手招きされて歩き出すと、強烈な日差しで熱せられた砂に足の裏をジリジリと焼かれた。思わず上げた素っ頓狂な悲鳴を聞いて、ユウトはケラケラと笑い、もう一度大きな身振りでぼくを呼んだ。手足の先だけ日に焼けた小さな体の後ろに、