ON THE EDGE 9

ON THE EDGE 9

鈍い痛みで目が覚めた。 肘から先の感覚がなくなるほど腕がしびれていた。 体を起こそうとした僕は、しびれた腕の上にまだ深い眠りの底にいるユウトの頭が乗っかっていることに気づいた。 もう少し寝かせてやりたいと思い、腕の痛みに耐えながらあどけない寝顔を見る