旅の豆知識「日本の棚田百選」
山里を旅していて、美しい棚田に出会ったことはありませんか?稲作地帯の日本では、棚田は古来からの風景で、数が多いときには、千枚田などとも呼ばれて、親しまれてきました。食糧増産のためには、海や湖を干拓するか、山を開墾していくしかなく、里山では多くの棚田が作られてきました。水利条件や耕作条件が悪く、労力がかかり、山間地の過疎化の進行で、放棄された棚田も少なくありませんが、山間地の食糧確保、水資源の涵養、土砂の流失防備、自然景観の保全などのためには、その維持は欠かせないものです。そんな中で、1999年(平成11)に、農林水産省が「日本の棚田百選」として134ヶ所の棚田を選定しました。美しい自然景観の所が多いので、山里を訪れた時に立ち寄ってみることをお勧めします。〇「日本の棚田百選」とは?農林水産省が、1999年(平成1...旅の豆知識「日本の棚田百選」
2019/11/25 21:25