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「すこし過ぐしたまへるほど」の女君~残酷な解釈の可能性~
その夜、大臣の御里に源氏の君まかでさせたまふ。作法世にめづらしきまで、もてかしづききこえたまへり。いときびはにておはしたるを、ゆゆしううつくしと思ひきこえたまへり。女君はすこし過ぐしたまへるほどに、い...
2019/06/29 16:49
使用テキスト一覧
記事の中で引用している作品の典拠を、以下に挙げておきます(排列は書名の50音順)。お手持ちの本で内容を確認なさったりする際の参考になさってください。特に『枕草子』は、校訂者によって段数の付け方がかなり...
2019/06/28 16:34
昔物語との差別化宣言
光る源氏、名のみことことしう、言ひ消たれたまふ咎多かなるに、いとど、かかる好きごとどもを、末の世にも聞き伝へて、軽びたる名をや流さむと、忍びたまひける隠ろへごとをさへ、語り伝へけむ人のもの言ひさがな...
2019/06/28 16:28
頭中将の人となり
宮腹の中将は、なかに親しく馴れきこえたまひて、遊び戯れをも人よりは心安く、なれなれしく振る舞ひたり。右大臣のいたはりかしづきたまふ住み処は、この君もいともの憂くして、好きがましきあだ人なり。 里にて...
2019/06/26 19:12
帚木巻冒頭と桐壺・若紫両巻との連続性
2019/06/25 14:41
帝の装束(4)赤色御袍
赤色御袍は青色御袍と同じく、位袍ではない束帯の袍です。こちらも青色御袍と同じく、儀式によっては上皇や臣下も着用する場合がありました。「青色」と同じく「赤色」も本来は暖色系全般を表す言葉ではありますが、...
2019/06/14 10:51
掲載記事のご案内
Blog「源氏物語」へようこそ!このBlogでは、基本的に1記事読みきり・順不同で、『源氏物語』の場面解釈や物語に描かれた儀式・習慣、ゆかりの地などをご紹介しています。記事数が増えてきたので、以下にカ...
2019/06/10 17:58
帝の装束(3)青色御袍
青色御袍も帝が着用する束帯の袍の一種ですが、位袍ではないので、儀式によっては上皇や臣下も着用することがありました。殊に有名なのは蔵人の着用で、清少納言は『枕草子』の中で青色の袍を着た蔵人の姿を繰...
2019/06/10 17:55
2019年6月 (1件〜100件)
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