さくら虫

さくら虫

若い緑の葉と淡い桜の花びらが入り交じった木をみると切なく切ない想いが震える古き悲しい思い出に心は戻りはらはらはらとあのハナビラが舞うようにもどかしくさまよう昔の私どうしてどうして縛られるいらぬと想い想うほどこびりつきいやらしいものへと変わり