よくぞ年を越せる
年を重ねて昔の年の数え方がぴったりする。いわゆる数え年。幼い頃からなぜか疎外感を感じ仲間に混じることがなかった。それでいていたずらは結構した。貧乏だったが両親には恵まれていた。だが、高校に入ってすぐ父親が50で死んだ。その時自分もその年で死ぬと思った。50を越したときはなぜかホッとした。その後息子も妻も見送りさらに母親を見送りもう自分のツトメを終えたと何もする気が消えた。食べも何もしないでただ机の前で座っていた。余命宣告を受けても何も感じなかった。それが周りの方や友に励まされ生き延びた。 それでも生きる目的はなかった。それが妹夫婦がなくなり、障害を持つ妹の娘、姪を引きとった。ところが精神障害の実情を初めて知った。生活はこれまでの生き方を一変させた。大変。デー、入浴介助とプロの助けを得てそれを学びながら暮ら...よくぞ年を越せる
2024/12/31 05:11