堀尾輝久 著「教育入門」岩波新書 1989 筆者の堀尾輝久(1933-)は、日本の教育学者で東京大学名誉教授。専攻は教育学、教育思想史です。日本教育学会会長、日本教育法学会会長をそれぞれ2期務め、我が国の教育学のオピニオンリーダーとして活躍しました。 本書は、タイト
楽しい授業・開かれた学びと語らいを目指すクオリティブログです。
静岡県立高校・国語科教員として現場で思索したこと実践したこと、共有したい教育関係の話題を随時掲載しています。ぜひ、ご覧の上、コメントをお寄せください。教育の明日に向かって語り合いましょう!!
「センセイは忙しいからねー・・」 教員の多忙ということが世間ではよく言われます。 確かに教員の業務は多い。 ちなみに、3学期の後半から春休みに向けての私の職場の先生のお仕事を挙げてみると・・ 学年末の「学び」の総仕上げ ★これが大事!! 年間業務の反
(2005年2月23日記事のリメイク) 教員にとって、常に気をつけなければならないのが「授業の進度」。 事前に計画したカリキュラム通りに授業が進んでいるかということもありますが、同一学年を受け持つ教員が複数いる場合、授業進度が担当者によってあまりに違ってしま
昨日 (3/11)、下記の公開シンポジウムに ZOOM で参加しました。 これからの教育政策のゆくえ ―CSTI教育・人材育成ワーキンググループ「政策パッケージ」をめぐって―【主催】 日本学術会議 心理学・教育学委員会 高大接続を考える分科会 教育関連学会連絡協議会(関連
「ブログリーダー」を活用して、川嶋さんをフォローしませんか?
堀尾輝久 著「教育入門」岩波新書 1989 筆者の堀尾輝久(1933-)は、日本の教育学者で東京大学名誉教授。専攻は教育学、教育思想史です。日本教育学会会長、日本教育法学会会長をそれぞれ2期務め、我が国の教育学のオピニオンリーダーとして活躍しました。 本書は、タイト
市川伸一 著「学ぶ意欲の心理学」PHP新書 2001 学習指導の改革については、長年、児童生徒に統制的に教科の基礎学力を訓育することを目指す考え方と、教科の壁を取り払い実生活の中から児童生徒の意欲関心を喚起する考え方が、対立的に議論される傾向にあります。 また、児
波多野誼余夫・稲垣佳世子著「知力の発達」岩波新書1977 学習心理学の古典としての波多野誼余夫著作などを再読しながら自身の実践を振り返る研修レポート。 まずタイトルの「知力」について著者は次のように言います。・・知能と知的意欲とを統一的にとらえて、知力 (コン
明けましておめでとうございます。 当ブログ 20年目の新春を迎えました。 今年も、学び合う教師と生徒のための記事を マイペースでアップしていきたいと思います。 皆様の益々のご健康とご活躍を お祈り申し上げます。教育の扉 ~人気記事~⇒ やる気と効果の ABC⇒
(本年 4月28日の記事の再掲載です) 私は、毎時間の授業の終わりに生徒に「振り返りシート」を書いてもらっています。 ⇒ 振り返りシート pdf そこに、きょうの授業のポイントや感想、コメントなどを簡単に書いてもらっています。 この生徒からの毎回のコメントが、
先日、勤務校の演劇鑑賞会でSPAC (静岡県舞台芸術センター)の「伊豆の踊子」公演に行ってきました。 川端康成の文芸作品がSPACの演出によってどのように生まれ変わるのか、とても楽しみでした。また、以前より応援していた俳優の河村若菜さんがSPACでの初主演ということで
はじめての1年生「現代の国語」担当。 1学期の前半は、朗読や発表の基本として、発声・発音・抑揚に気をつけること、そのトレーニングとして「早口言葉」などをグループワークで楽しく行いました。⇒ 現代の国語 2 また、原稿の書き方の基本として、「心を込めて丁寧に
ヘミングウェイは、1899年に生まれて激動の20世紀前半に活躍した作家で、1961年に自らその生涯を閉じました。 日本を代表する作家、川端康成も同じ1899年生まれで、日本の美を世界に広く宣揚しながらも1972年にガス自殺を遂げました。 同じ時代を生きた二人の文学者の生
波多野誼余夫・高橋恵子 著「生涯発達の心理学」岩波新書 1990 本書は、「中高年の研究をきっかけに生まれた生涯発達心理学を紹介する」(まえがき)ことを目的に書かれたものです。 生涯発達心理学とは、Life-span developmental psychologyの訳で、「一口でいえば、『人
波多野誼余夫・稲垣佳世子 著「人はいかに学ぶか」中公新書 1989 本書は1989年の発行以来版を重ね、学習心理学の古典ともいえるものです。 引用されている文献もベーシックなものが多く、本書巻末の文献集を頼りに学びの輪をひろげていったものです。 私の持つ本書には、
波多野誼余夫・稲垣佳世子 著「無気力の心理学」中公新書 1981 本書は、前回記事にした「知的好奇心」中公新書1973 の8年後に刊行されたもので、70年代の若者が言われた「三無主義」「五無主義」や高度経済成長後の「豊かな社会に蔓延した無気力」に対して、発達心理学、認
波多野誼余夫・稲垣佳世子 著「知的好奇心」中公新書 1973 本書は、発達心理学及び認知心理学の研究者、波多野誼余夫の代表作にして教育心理学の古典ともいえる文献です。本書は毎日出版文化賞を受賞し、現在もなお版を重ねています。波多野は本書発刊の後、「人間の知性」
夏休みに入りました。 高校教員で担任と部活顧問をしている先生方にとっては、最も忙しい時期の一つです。 午前中は部活動、夏季講習(進学用)、赤点補習。 午後は、保護者・生徒との面談が夕方の勤務時間過ぎ!! まで。 部活が強ければ、インタハイや文化部の大会の指導
前回 現代の国語 2 話す書く練習 では、話す書くというアウトプットの基礎トレーニングについて紹介しましたが、私たち教員にとって問題となるのは、そうした生徒の活動をどう評価するか、ということです。 評価は公平に行わなければなりませんが、生徒のパフォーマン
「現代の国語」授業紹介の第2回目 前回 現代の国語 1 相互インタビュー では、クラスの人間関係を柔らかくしてグループワークが円滑に展開できるように、お互いにいろいろなことを聞き合い語り合う時間を作りました。 これからも、授業の導入としてその都度、「相互イ
私は、毎時間の授業の終わりに生徒に「振り返りシート」を書いてもらっています。 ⇒ 振り返りシート pdf そこに、きょうの授業のポイントや感想、コメントなどを簡単に書いてもらっています。 この生徒からの毎回のコメントが、私にとっては 次への授業への大き
新しい学習指導要領によって設定された「現代の国語」を初めて担当することになりました。 従来の「国語総合」という科目のうち、文学作品や説明的文章を読解する分野が「言語文化」という科目に、アクティブに話したり聞いたりする活動に主眼をおいた分野が「現代の国語
「センセイは忙しいからねー・・」 教員の多忙ということが世間ではよく言われます。 確かに教員の業務は多い。 ちなみに、3学期の後半から春休みに向けての私の職場の先生のお仕事を挙げてみると・・ 学年末の「学び」の総仕上げ ★これが大事!! 年間業務の反
(2005年2月23日記事のリメイク) 教員にとって、常に気をつけなければならないのが「授業の進度」。 事前に計画したカリキュラム通りに授業が進んでいるかということもありますが、同一学年を受け持つ教員が複数いる場合、授業進度が担当者によってあまりに違ってしま
昨日 (3/11)、下記の公開シンポジウムに ZOOM で参加しました。 これからの教育政策のゆくえ ―CSTI教育・人材育成ワーキンググループ「政策パッケージ」をめぐって―【主催】 日本学術会議 心理学・教育学委員会 高大接続を考える分科会 教育関連学会連絡協議会(関連
市川伸一 著「学ぶ意欲の心理学」PHP新書 2001 学習指導の改革については、長年、児童生徒に統制的に教科の基礎学力を訓育することを目指す考え方と、教科の壁を取り払い実生活の中から児童生徒の意欲関心を喚起する考え方が、対立的に議論される傾向にあります。 また、児
波多野誼余夫・稲垣佳世子著「知力の発達」岩波新書1977 学習心理学の古典としての波多野誼余夫著作などを再読しながら自身の実践を振り返る研修レポート。 まずタイトルの「知力」について著者は次のように言います。・・知能と知的意欲とを統一的にとらえて、知力 (コン
明けましておめでとうございます。 当ブログ 20年目の新春を迎えました。 今年も、学び合う教師と生徒のための記事を マイペースでアップしていきたいと思います。 皆様の益々のご健康とご活躍を お祈り申し上げます。教育の扉 ~人気記事~⇒ やる気と効果の ABC⇒