土壌に焦点化して生態系を考える
生物基礎第4編生物の多様性と生態系で学ぶ、環境形成作用の例として読み始めました。2章の生態系の保全でもトピックとして活用できそうな1冊です。木を見て森を見ず、ではなく、森をみて土を見ず、ですね。そのまま関連付けが可能なところだけピックアップしました。ヤマケイ文庫大地の五億年せめぎあう土と生き物たち藤井一至山と溪谷社土壌とは、生物の遺骸や排泄物と砂や粘土から構成されるもの。地球上には成分によって様々な土壌(ポドゾル、泥炭土、オキシソル、黒ぼく土等)があり、見た目から異なる。土壌の誕生は、植物(の祖先)が陸上進出した5億年前であり、相互作用により、それぞれの場所で変化してきた。例えば、リグニン(ポリフェノールが複雑に結合した物質であり、幹の強度を高める。)を得た裸子植物の誕生後、枯死した植物体を当時の微生物(...土壌に焦点化して生態系を考える
2022/11/06 16:19