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成都―喧騒から無縁の窓口
駅舎を出ようとして、ひとつ思いついたことがあった。それは、次の目的地である昆明までの列車の切符を買っておこう、ということだった。 着いたばかりなのに、という気もたしかにする。しかし、中国には観光ビザなしで入国したこともあり、あまりゆっくり
2006/03/29 20:36
四川省・成都駅 切符回収攻防戦
気がついたら、成都にいた。 成都駅のホームに降り立つと、上海とはなにか空気の質が違うように感じた。まあ、淀んだ列車内に長くいたせいもあると思うが。 上海から直線距離にして千六百キロ、方角は西に進んで、今、四川省は成都という町にやってきた。
2006/03/27 22:20
マナーとかそういう概念の外
モップを手に、床を磨く。というより、なでる。床にあるものといえば、以前より少なくなったとはいえ、中国の皆さんが吐き出した、のどからの分泌物が大半だ。日本では痰と呼んでいる代物である。モップはその「分泌物」を拭き取るというよりは、薄く延ばし
2006/03/24 19:40
見知らぬ駅の湯気の向こうに
トラウマ弁当を見送ったおかげで、空腹を満たす手段がなくなった。バックパックの中には菓子類が入っていたはずだが、甘いものを食べたいという気分でもなかった。 少しすると列車は、大きめの駅に到着した。何分間この駅に停車しているか、時刻表では確認
2006/03/22 21:53
省エネモードと強烈弁当
特に答えが得られるわけでもない問いと、中国の将来について、鈍い脳の回転をもって空想していた。鈍いながらも動いていたので、そのせいかお腹が空いてきた。やっと、というか忘れていた感覚だった。なにしろ、今朝飲んだ水以外、昨日の夕方から何も口に入
2006/03/20 12:57
新たな疑問
牧歌的な窓の外を飽きずに眺めている。昨日までいた上海の様子が、夢のように遠く感じられた。 次の瞬間、ふいに、そんな気分から現実に戻された。僕をハッとさせたのは、誰かの携帯電話が鳴る音だった。大きな声で、近くの寝台にいるおばさんが話し始めた
2006/03/03 22:21
心理的にグリーン席
そうはいっても、ここは寝台車なので、いつも虎視眈々とイスを狙っているわけではない。いつも座りたいわけではない。そんなに座りたいなら、初めから安いイス席のチケットで列車旅をすればいいだけの話だ。 しかし人間は勝手なもので、座っていたら横にな
2006/03/01 22:41
2006年3月 (1件〜100件)
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