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北園茶房
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埼玉県
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岐阜県
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2005/10/26

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  • お客様への声掛けは商品を売りつけるためではなく、少なくない不適応なケースを防ぐためです

    お客様が点鼻薬の『AGアレルカットクール』をレジに持ってきたさいに鼻炎の状態を尋ねると、鼻水と鼻づまりを行ったり来たりとのことだったが、鼻づまりには別な点鼻薬の選択もあると伝えてみたら、実際には鼻づまりだけとのことだった。 ヒアリングすると、最初に云われた症状とは違うというケースは少なくないから、やはり油断せずに声がけが必要。 鼻水ならば鼻水の出る穴をキュッと締めてあげれば止まるのに対して、 […]

  • 薬も医師も相性が大事! お店選びも、薬剤師や登録販売者との相性でしてみては?

    子供を連れた夫婦のお客様が外用消炎剤の店で迷っていたため気にかけていたところ、『ロキソニンテープ』をレジに持ってきたさいにヒアリングすると、ご主人が腰痛だというので浸透力に優れているジクロフェナクトリウム製剤を紹介したら興味を持たれ、服用している薬は無いとのことから少し価格の安い『ボルタレンEXテープ』に変更となった。 ただ、病院を受診した事が無いというため、大病を見逃すのが怖いから、定期的に […]

  • 市販薬に精通していないと、医師や薬剤師も商品名では分からないので成分表示をメモしましょう

    常連のお客様から以前に頻尿の相談を受け、『八味地黄丸』を使っていただいたところ、小水の一回の量は増えたものの回数は変わらないとのことだった。 疲労していたり高齢者向けの『サモンエース』(知柏地黄丸)も試してもらいたいところだが、うちのお店にあるのは容量が多く価格が高いため、こちらも体力が低下してる場合の頻尿に適応する『ジェントスルー』(八味地黄丸五味子麦門冬)を紹介し、ネット通販での入手を提案 […]

  • 薬物依存の入口は、怪しい売人からの怪しい薬の購入ではありません

    お客様から子供用の『熱さまシート』を求められ売り場を案内したうえで、発熱が38度を超えるようなら氷枕をとお話した。 患者は7歳の子供で熱は37.5度らしく、本人は元気そうというため薬も使わず様子を見るよう勧めると、普段から使っていないとのことで、それは「絶対ではないけれど、良いと思います」と伝えた。 食事は早々におかゆにしてるというため、「良い判断です」と答えると「来て良かった」と言っていた […]

  • 「治らないから」と通院をやめないで! 病院に通うのは治すことだけが目的ではありません

    お客様が腰サポーターを購入されるさいにヒアリングすると、整骨院に通っているというので現物を見てもらっておくよう勧めた。 また、大病を見逃さないためにも整骨院とは別に整形外科にも定期的に通うようお話した。 一般に、腰痛の原因が分かるのは20%程度で、そのうえ改善するのが難しい疾患の一つでもあるため、「痛み止めを出されるだけ」とか「どうせ治らないから」と通院をやめてしまう患者さんがいるけれど、病 […]

  • 手荒れや皹(あかぎれ)は、お風呂に入ると良くない? それは誤解です

    夫婦のお客様が『ヒビケア軟膏』を購入されるさいに入浴しているか尋ねると、患者であるご主人の主訴は皹(あかぎれ)で、シャワーで済ませており、理由が「手に良くないかと思って」と言うため、湯船に入って血行を良くした方が修復する材料が運ばれて回復の助けになることをお話した。 以前にもそういう人がいたのだれど、どうも手先が浸透圧の関係でシワシワになったり、ふやけて柔らかくなるのを皮膚に良くないと勘違いし […]

  • 「お気に入り」の胃腸薬は、本当に合ってる? 『ガスター10』が一番効く訳でもありません

    湯たんぽを買ったお客様から逆流性食道炎について相談を受け、胃酸の出過ぎを抑える『ガストール』と、上がってくるモノを下ろす意味の名前が付いた『半夏瀉心湯』を紹介したところ、後者をお買い上げいただいた。 普段はシャワーだけで過ごしてるというため、体には炎症したい理由があると説明し入浴を勧めたうえでシャワーの浴び方を教えた。 実のところ、健康な人でも胃液は一日に50回以上は逆流している。 ただ、 […]

  • 子供用の薬を大人が使おうとすることもあるから、念のため確認してします

    お客様から、生理痛に前に買った専用薬をと注文され銘柄を覚えていなかったけれど、『エルペインコーワ』を案内すると購入された。 鎮痛剤に筋肉の痙攣を抑える成分が足してあることを改めて説明すると、生理時のお腹の温め方を質問され、カイロなどで直接下腹を温めるのはかえって身体に負担になるため、お臍から少し右側下を温めるよう勧めた。 温度調整ができないカイロは、熱くなりすぎることがあるため、その対策。 […]

  • 手荒れは、細胞が壊れる早さに治るのが追いついていない!? ワセリンで保護するだけでも治りが違います

    お客様から『オロナインH軟膏』を求められ、消毒薬の棚を案内すると驚かれたため、ワセリンに消毒薬を混ぜたものであることを説明したところ、手荒れに使うというので皮膚の修復成分の入った『ヒビケア軟膏』を紹介した。 そして、絆創膏のように幹部を保護するという観点では『ワセリン』でも充分なことをお話すると、そちらを購入された。 もしかすると、予算の都合もあったのかもしれない。 私自身は貧乏性だから、 […]

  • 免疫機能を正常に機能させるために、体内を温かくする工夫を重ねよう

    お客様が『抗菌目薬i』を購入されるさいに念のためヒアリングし、モノモライで痒みなどは無いそうなので適応すると考えられることを伝えた。 目薬の点し方を教え、体温を高めに保つを工夫をするよう勧めた。 目薬を点したら瞬きをして、すぐに目を開けてしまう人がいるけれど、そういう使い方はモッタイナイ。 何故ならデリケートな目を守ろうとして身体は、あの手この手で外部からの異物を追い出そうとするから。 […]

  • 下痢止めの副作用が下痢になる成分もあるので長期連用には気をつけて、まずは胃腸をカラッポにしましょう

    日本語が上手い外国人のお客様から、むくみの漢方薬をとの相談を受け『コッコアポL』(防已黄耆湯)を案内したところ、『当帰芍薬散』のパッケージにも「むくみ」と書いてあるのに目を止めたので、前者は水分代謝を後者は血流を改善することを説明した。 ただ、どちらにしろ価格の高さに驚いていたので、保険の効く病院での処方を勧めしたところ、お帰りになった。 お客様が『ストッパ下痢止めEX』と『ストッパ下痢止め […]

  • 風邪薬を使うその前に、他の選択が無いか店頭でご相談下さい

    お客様が『エスタック総合感冒』をレジに持ってきたけれど、夜に熱っぽいものの他に症状は無いというため、解熱鎮痛剤で充分なことを説明したうえで、咳止め成分の入っていない風邪薬として『PL顆粒』を紹介した。 総合風邪薬に入っている咳止め成分の多くは、覚醒剤系と麻薬系だから、咳による体力低下が懸念されるような状態でもなければ、身体に取り入れないほうが良い。 少なくないお客様から「風邪薬を飲めばすぐに […]

  • 総合風邪薬が、運用面でも費用的にも損な理由とは?

    成人の親子のお客様から、ウオノメの薬の場所を尋ねられ売り場を案内したうえで、絆創膏タイプと液剤の違いを説明しながら、長患いであれば治るのにも時間がかかるため、液剤を勧めてお買い上げいただいた。 絆創膏タイプも液剤も基本の成分は同じで、簡単に言ってしまうと、表面の皮膚をわざと腐らせて新陳代謝を促す。 液剤が違う点は、さらに皮膚を柔らかくする成分を足してあり、より改善の効果が期待できる。 主成 […]

  • 皮膚疾患で、一つの薬を複数の箇所に使おうと思う気持ちは分かりますが、使い分けが必要なこともあります

    外国人のお客様から、踵(かかと)がシモヤケになったと相談されたのだけれど、実際にはよく分からず痛痒いようだった。 痛みと痒みは同じ神経が感じ、弱い痛みを痒みとして認識することからすると、痛みが強いと考えられる。 血流を良くして患部の修復を手伝うヘパリン類似物質の『ピアソンHPクリーム』と、皮膚の修復成分に痒み止めが入っていて代謝を改善しつつつ油分で保護もするビタミンAが加えられている『ヒビケ […]

  • 「昔から使っている薬だから」と油断してはいけません! 加齢や体質の変化、体力の有無にも注意

    高齢のお客様が『スクラート胃腸薬』を持ってきたけれど、主訴は胃もたれで疲れが原因に思い当たるというため、『スクラート胃腸薬S』の方が適応すると伝えたところ変更となった。 胃の内壁に絆創膏を貼るかのように保護する成分は同じだけど、Sの方には疲れた胃を癒やす健胃剤が加えられている。 同じブランド名でも中身が異なるので、比較が分からない場合には相談してもらいたいところ。 胃薬は、水とお湯のどちら […]

  • 捻挫や打撲は、初期の素早い手当が大事。専門家の話を聞くために、先に病院の受診を検討も

    子供を連れたお客様が外用消炎剤の棚を見ていたので気にかけていたところ、『のびのびサロンシップ』をレジに持ってきたのでヒアリングした。 子供が捻挫をしたとのことで、動く部分でもあるため塗り薬を提案してみたが、本人の希望によりそのままお買い上げいただいた。 初日に少し冷やしたそうだが、 年齢制限によってインドメタシン製剤などの強めの薬を使えず、それでは足りない。 もし次があったら、氷水で患部の […]

  • 探してる薬が見つからなかったときには、諦める前にお問い合わせ下さい

    お客様から、指先がカサカサするとのことで相談を受け患部を見せてもらうと、霜焼けか火傷の痕かのようだったが、痒みなどは無いとのこと。 かなり長い間なっているというため、血流を良くして患部を潤し修復を手伝うヘパリン類似物質の『ピアソンHPクリーム』をお使いいただくことになったものの、患部の写真を撮っておいて2週間ほどの使用を目処に、病院の受診を検討するようお話した。 毎日見ていると変化が分かりに […]

  • 目薬は、無駄にしないように使いましょう

    お客様が『Vロートコンタクトプレミアム』を購入され、目薬の点し方を教えると驚かれ、繰り返し何度も聞き返された。 初めて聞いた話だったからだろうか。 確認してもらうのは、良いことです。 眼科医が推奨する目薬の点し方は、点したら目を閉じて少し下を向き目頭を2本の指で押さえるというもの。 薬液が涙腺から逆流し喉へ流れ込むのを阻止するための措置で、私もこれが一番良いと考えている。 ただ、この方 […]

  • 「合わないかも」と思っても、「効くと思って飲んだ薬は効く」から余計に選ぶのが難しい

    お客様が『新ルルAゴールドDX』をレジに持ってきたけれど、主訴は鼻水だけだというため鼻炎薬を提案すると、少し頭痛もするというので咳止め成分の入っていない風邪薬として『PL顆粒』を紹介した。 ただ、鼻水は内臓が冷えていると現れる症状なので、温かい物を積極的に飲んで、お風呂は湯船にしっかり入り、暖かい部屋で過ごすにしてもお腹周りを冷やさない工夫をすれば治ってしまう可能性もあることをお話し、『葛根湯 […]

  • お店に置いてある薬の種類は限られているので、適応しそうな薬を知ってるのは店員です

    お客様が『ノーシンピュア』を購入されるさいに、鎮静成分が入っていて良いか確認すると、よく分かっていないようだったため運転などに注意が必要なことと入っていない鎮痛剤もあることを説明した。 急いでる様子だったので、鎮痛剤にも得手不得手があるとだけ伝えて打ち切った。 お客様が鎮痛剤の棚と漢方薬の棚を見ていたので気にかけていたところ、その後も店内をぐるりと周っていたので案内を申し出た。 主訴は、ふ […]

  • 買う薬のことをどの程度理解されてるか分からないから、店頭で確認させ下さいませ

    やや高齢のお客様から、母親の腰痛の相談を受けた。 庭仕事をしていて痛めたそうで、他の薬の使用を尋ねると「無い」というお返事だったけれど、病院から漢方薬を処方されているのが分かったものの何かは覚えていなかった。 病院にかかった理由と、パッケージの番号の色がオレンジのと青色の2種類だったということから考えると、こむら返りや筋肉痛に使う68番の『芍薬甘草湯』と冷え腹に適応する100番の『大建中湯』 […]

  • 皮膚疾患は患部の保護と、身体が治ろうとするのを手伝うのを忘れずに

    お客様から液体絆創膏を求められ『エキバンA』を案内したけれど、指先が割れていて傷が深そうなので、傷口にしみる可能性をお話するとそれは知らないようだった。 痛みに弱い私なんか、飛び上がってしまうくらいなんだよね。 仕事で水を使うのが原因らしく、でも手袋はできるそうなので『ワセリン』や『オロナインH軟膏』で保護したり、患部の修復を促す『ヒビケア軟膏』を提案すると、薬は考えていなかった模様。 い […]

  • 胃腸薬は、機能を低下させて症状を抑える成分に注意

    お客様が『ビオスリーHi錠』を購入されるさいに、「ガセリ菌じゃないと効かないから」と言われ、同じ菌種でもメーカーが違うと相性は変わるケースがあることと、どんな良い菌でも最初は体から敵とみなされるため、仲良くなるまで数日かかることをお話した。 『ザ・ガードコーワ整腸錠α³+』は合わなかったそうだが、菌だけの薬ではないため、他に入っているミネラル分の影響も考えられることを伝えた。 お客様が『セイ […]

  • 子供のためにと親はやってあげがちになるけれど、薬を買い与えるだけでは、いずれ困るのは本人です

    お客様から解熱剤をと求められたけれど、患者はご主人で、38度あるというものの、明日には病院に行く予定だというため、体が戦ってるので邪魔をしないよう使わない手もあることをお話したところ、悪寒があるとのことから、なおさら使うにはタイミングが早いと説明した。 悪寒がするのは、まだまだ身体が熱を出す準備中で、本格的に戦う準備が整っていない。 使うとすれば、身体を支援する『葛根湯』の方が向いており、こ […]

  • 薬を選んだり治療方針を立てるには、生活スタイルなどの情報も重要です

    お客様から筋肉痛に内服の鎮痛剤を求められヒアリングしたところ、入院していて体を動かし始めてからだそうで、病院で処方されていた湿布薬は効かないとのことだったが内容は覚えていなかった。 鎮痛剤の成分による違いを説明したうえで、湿布薬や塗り薬も成分によって鎮痛効果と浸透力が異なるから選択肢には入れておいたほうが良いことをお話して、神経の先っさちょである末梢神経、いわば「痛い場所」に効くアスピリン製剤 […]

  • 患者さん自身の危機感の無さに何ができるのか? 薬の中身に関心を持ってもらいたいのです

    お客様が、ご主人から『のどぬーるスプレー』を頼まれたとのことで、そちらは殺菌系なため、現に喉が痛んで炎症してる場合には抗炎症成分のアズレン製剤の方が向いてることをお話したところ、主訴は喉がイガイガして乾燥感があるようだった。 殺菌系は刺激物でもあるから、乾燥感があるようだと、なおさら向かない。 体内を潤すことが大事とお話して『ストナ去たんカプセル』と『麦門冬湯』を紹介したところ、本人に「確認 […]

  • 皮膚疾患は、痕が消えるまでを考えると治るのに時間がかかります。安易な薬の乗り換えにお気をつけあれ

    子供を連れたお客様からニキビ薬の『ペアアクネクリームW』を求められ売り場を案内したうえでヒアリングすると、マスクの下のフェイスラインに吹き出物が並んでいた。 痒みなどは無いそうだが抗生物質の使用を提案したところ、病院で処方された薬があるというため調べてみたら、嫌気性の細菌にも効く抗生剤だった。 抗生剤が処方されているのに、どうして別な薬を買おうという発想になるのか(^_^;) おそらくは病 […]

  • 皮膚薬の剤形の違いは、好みだけで選ぶものではありません! 用途や状態をお知らせ下さい

    お客様が頭部の炎症に使う『ムヒHD』を2個購入されるので、ステロイド剤だから長期連用する薬ではないことをお話して1個目を使い終わった時点で一度は病院を受診するよう勧めた。 しかし、誰が使うのかも症状も教えてもらえなかった。 お客様から「ムヒはどこですか?」と尋ねられ売り場を案内すると、他に『メンソレータムAD』と『メンソレータムADボタニカル』を見てから、『ユースキン』と『ムヒSクリーム』を […]

  • 市販薬の探し物は、まず店員に尋ねてみましょう! より適応する薬、代わりになる薬があるかもしれません

    お客様が風邪薬の棚で長考してるので気にかけていたところ、咳止めの棚でも色々と見ていて『パブロンメディカル』と『のどスプレー』をレジに持ってきたので、咳が激しいのか尋ねると風邪の後に咳だけが残ったというため、もう風邪薬を飲むタイミングは過ぎている事をお話した。 市販の総合風邪薬は『PL顆粒』(またはPL錠)を例外として、どれを選んでも咳止めが入っており、その成分は喉を開いて呼吸を確保する覚醒剤系 […]

  • 市販薬を買うときにも、お薬手帳があると便利なのでお忘れなく

    若いお客様から「グッスミンのような睡眠剤を」と言われ睡眠補助剤の売り場を案内したけれど、調べてみたら「機能性表示食品」だった。 機能性食品は、厚生労働省から一定の効果ありと認定されたトクホ(特定保健用食品)と違い、メーカー独自か、どっかから引っ張ってきた論文などのデータを拠り所としているだけで、実のところ正体不明な物である。 睡眠補助剤の『ドリエル』などは、アレルギー薬に入っていたりする成分 […]

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