「海獣の子供」感想<第2部> 脚本で生きるか、気持ちで生きるか―その堺の超え方
【「海獣の子供」感想】★虚構が現実に落とし込まれる----------------------------------鬱々と自分の世界に沈んでいる母親。実は、その姿は自分の脳内母親に見せている姿。無意識に「母の子」として生き続けていて「子の母」になる気はない。だから、目の前の家族は眼中にない。夫は繋がらないために選んでいるし(お互いにね)、子供は、自分の脚本劇場を見る“目”(観客であり証人)の役。...
2019/06/30 07:07