悪筆乱筆

悪筆乱筆

昔から字を書くのがあまり好きではなかった。というのも、私の姉妹、親戚一族が超がつく達筆揃いなのでどうも自分の字に自信が持てなかったのです。特に明治生まれの祖母が左手で持った巻紙に毛筆でさらさらと手紙を書く様子は華麗で最高にカッコ良く、目に焼き付いている。油紙で丁寧に梱包された小包の上には、流麗な筆文字の宛名がきちんと収まっており、大人になったらこのような美しい小包を作りたい!と思ったものだった。だがしかし小学校高学年の頃、当時女の子に大人気だった「水森亜土のローマ字」にイカレたのがまず元凶だった!中学になるとアルファベットの筆記体の美しさにのめりこんでしまい、高学年~中学までの重要な漢字の学習がいい加減になってしまった。と自分では字が汚いのを人のせいにしていたのです。(;'∀')だがこの年?になって最近妙に字を...悪筆乱筆