一流企業を辞めたことを、母に言えない嘘つきな私の本音
今日、あることを書こうと思う。ずっと心にあったのに、うまく言葉にできなかったこと。 私は何年も前に大手ゲーム会社へ入社した。子供の頃からの夢、というわけではなかったけど、ゲームはずっと好きだったし、たくさん遊んできた自負はある。子供の頃、私はいわゆる落ちこぼれで、両親に迷惑も心配もたくさんかけた。それでも母親は私を信じてくれて、なにも持たない私を見守ってくれていた。母親の貯金を切り崩し、専門学校へ入学。そこでの努力の甲斐もあり、一部上場のゲーム会社へ入社したわけである。母親はすごく喜んでくれて、私も自分が誇らしかった。 しかし、父の自殺、兄の死が続けざまに起こった。酒が原因だ。明るかった母親の…
2025/05/29 05:57