日蓮大聖人の御生涯 身延入山 三大秘法を明らかに 任用試験18
3度目の諫暁も幕府が用いなかったため、日蓮大聖人は甲斐国(現在の山梨県)波木井郷の身延山に入ることを決意されました。 身延の地は、日興上人の教化によって大聖人の門下となった波木井六郎実長が地頭として治めていました。 大聖人は、文永11年(1274年)5月に身延に入られました。しかし、大聖人の身延入山は、決して隠棲(俗世間から離れて静かに住むこと)などではありませんでした。 身延において大聖人は「撰時抄」「報恩抄」をはじめ、数多くの御書を執筆されて、大聖人の仏法の重要な法門を説き示されました。特に、 (本門の本尊、本門の戒壇、本門の題目)を明らかにされました。 またそれだけではなく、法華経の講義…
2025/04/28 21:29