ガソリン減税法案は参院選に大きな影響を与える
ガソリン減税法案といっても、あまりピンと来ず、ともかくガソリンが下がればいいとしか思わないでしょう。現在の対象として議論されているのが、暫定税率と言われるものです。ガソリン1リットルあたり、本来のガソリン税28・7円に加え、25・1円の暫定税率が上乗せ徴収されている。ガソリン税は、「揮発油税及び地方揮発油税」の総称で、昭和24年に1リットルあたり28・7円で定められた。49年に、当時の田中角栄政権が道路整備の財源不足に対応するため暫定税率を導入。暫定、つまり一時的なものですが、これが政府自民党お得意のレトリックで、事実上恒久な制度となっています。今の与野党逆転の衆議院では、20日に野党側が提出したガソリン税の暫定税率を来月廃止する法案の採決が本会議で行われ、野党各党などの賛成多数で可決され、参議院に送られ...ガソリン減税法案は参院選に大きな影響を与える
2025/06/21 08:28