(閑話休題) トマトご飯の話
市役所の話は一度お休みをして、今日はトマトご飯の話です。私の父は腸がとても弱く、母からも「本当に、可哀想になっちゃうくらいお腹壊してるよ」とため息まじりに言われていました。母が亡くなってからもよくお腹を壊し、私は買い置きしてあった”カニ雑炊”をお鍋に開け入れ、「温めるだけでOKだからね。」と、父に渡しました。その頃、父の認知機能は少しずつ衰えてきていたので、出来ることは自分でやってもらおうと、頭の体操を兼ねて、私は横で黙視していました。すると父はその辺にあったトマトをポイポイと鍋に入れ、グツグツ煮込み始めたのです。今でこそ私も、似たり炒めたりと色々な料理にトマトを使いますが、その当時、生で食べると水々しくて美味しいトマトを、煮込むという選択は私にはなく、すぐさま「いやぁーーーー!」と悲鳴をあげ、お鍋を取り...(閑話休題)トマトご飯の話
2024/10/21 23:10