今昔とんでも物語【52】大納言の霊
平安時代末期の説話集「今昔物語」の中から特に心に残る「とんでもない」話をご紹介していきます。今回は、不思議な霊のお話です。恐くない霊からの伝言(27巻11話)雑なストーリー①・昔、日本国中で咳の病気が蔓延していた時期の事でした。真夜中に料理の仕事をしている男が、家に帰ろうと職場の門を出ると、なんか高貴な身なりの男性が歩いて来ました。料理人がとりあえず頭を下げると、高貴な身なりの男が話しかけてきました。雑なストーリー②・「自分は昔からこの国で大
2024/11/17 14:17