振動や絵筆の刺激に反応するニューロンをクリトリスとペニスに発見
人間もマウスも同じでした。 米国のハーバード大学(Harvard University)で行われた研究により、マウスのクリトリスとペニスをバイブや絵筆で刺激したところ、球形のニューロン塊「クラウゼ小体」が振動や軽い接触、刺激を脊髄に向けて送信していることが示されました。 クリトリスやペニスにクラウゼ小体という神経塊があることは1850年代には既に知られていましたが、現在に至るまでどんな機能をもっているかは多くが謎につつまれていました。 この発見により、なぜ人間が振動する機械や絵筆など特定の刺激を快楽と認識してしまうのかが神経科学的に理解できるようになるかもしれません。 研究内容の詳細は2023年6月15日にプレプリントサーバーである『bioRxiv』にて公開されました。
2025/05/11 22:30