ノンフィクションを読もう
国商』最期のフィクサー葛西敬之を読みました。ノンフィクションは実に面白い。勿論筆者の取材データがすべて真実とは限りません。かなり確からしいということです。本人に聞かないと真実はわかりません。本人と親密な仲であったとしても「墓まで一緒に胸にしまって」語らずになくなって行くものであろうと思います。しかし、状況証拠や事実から類推するとかなりの信頼度で事実がわかってきます。名誉欲、虚栄心、金銭欲、これは政治家や財界人にはつきもののようですが、もっとその根底にあるのが「愛郷心」でしょうね。広く言うと愛国心です。今の日本を顧みると、やはり明治時代から振り返るのがよいようです。もっというと『国学』です。これに国体護持が合わさった。この文脈で行くと、板垣退助や西郷隆盛の征韓論が理解できますね。国体護持のための積極策である...ノンフィクションを読もう
2024/07/30 13:57