線香花火のように消えてなくなる感情
私は厭世的(悲観的)な人間であるのだが、日常を送る中で人と触れ合い、時々透き通った感情が生まれることがある。それは子どもであった昔の頃の感情と似ていて、カブトムシを見つけた時、友達と鬼ごっこをしてる時、欲しかったカードが当たった時のような”純粋な幸福”で満ちている。今では、このような感情を味わうことがほとんどないのだが、それでも稀にこのような感情が表に出てくることがある。私はカフェでアルバイトをしているのだが、こじんまりとしたお店であるためお客さんとの距離が近く、また最近のザ・オシャレなカフェではなくインスタ映えもしないようなカフェであるため高齢者の方が来店することが多い。高齢者と接していると…
2023/09/29 17:03