蝋の木、ロウソクとランプ
【今日のK'sGarden】です。ニゲラホタルブクロ菖蒲緑川沿いのハゼの木です。橋の欄干から撮りました。ハゼの木はウルシ科の高木で、別名「蝋ノキ」とも呼ばれ、果肉からロウを採取することができます。熊本藩では、木蝋(植物性油脂を原料としたろうそく)の原料として、寛文4年(1664年)にハゼが特産品奨励品として植栽されたそうです。堤防の根固めの目的にもかない、熊本各地の川沿いの土手などに多く植えられ今も各地でハゼ並木の名残があります。木の実は、鳥たちの好物らしく時々庭で芽を出しています。もちろんすぐ引っこ抜いてしまいますが……西洋ローソクが普及してきたことにより、和ろうそくは徐々に生産が減少してきて、和ロウソクは西洋ロウソクとは違い、ほのおの揺れ具合や姿の良さ、火持ちの良さが高く評価されているそうです。ちなみ...蝋の木、ロウソクとランプ
2023/05/17 11:26