紫陽花の向こう側 2

紫陽花の向こう側 2

モネはコーヒー好きな綺麗なお姉さん、最初はそれだけだった。いつの頃からかそれが、頻繁にコーヒーの注文が入り、届けるのは僕ご指名になった。 店長からは「店の死活問題になるから住人とは厄介起こすなよ」と釘を刺されていたし、もちろんそんな事僕だってわかりきっていた。 だからいくら...