【古事記】三貴神の誕生
鬼に追われ愛する妻と別れ、散々な思いで黄泉の国から生還したイザナギは、死の国で起きた身の穢れを清めるため筑紫国の日向(ひむか)橘にある小門(おど)の阿波岐原(あわぎはら)まで趣き、禊を行いました。身体を清められたイザナギが次にお顔を洗われると、左目からは、太陽の神さま天照大御神(アマテラスオオミカミ)が、右目からは、月の神さま月読命(ツクヨミのミコト)が、鼻からは、建速須佐之男命(タケハヤスサノオのミコト)が、生まれました。これまでにイザナミとともに日本の国土とたくさんの神々を生み出してきたイザナギから最後に生まれた三柱の神さま。
2019/07/13 07:24