【古事記】イザナギとイザナミ*国生み神生み編
国生みに欠かせないオノコロ島とは一体何処を指すのか、考察してみます。神世七代最後に現れたイザナギとイザナミに高天原の神々は、「この漂える国を固め整え、完成せなさい」と、天の沼矛(ぬぼこ)を授けました。二神は天の浮橋(うきはし)に立つと、授かった矛(ほこ)で混沌とした海を「コオロ、コオロ」と音立て搔き回しました。すると引き上げた矛の先からは潮が滴り落ちて、積もった潮は一つの島となりました。この島を淤能碁呂(オノゴロまたはオノコロ)島といいます。
2019/05/30 20:20