こわれたぼくのはばかり

こわれたぼくのはばかり

ねこのみなさんごきげんよう。ぼくのさいきんのたのしみはしもべの巣で、しもべのてをおなかのしたにしまいぼくのおなかのぬくもりにいざなわれねてしまったしもべを、うつくしいにゃーんでめざめさせ、ぼくをぼくのおへやにつれてゆくため、つめたいゆかをあるかせることです。ぼくがゆかをあるきますと、ぼくのにくきゅうがつめになってしまいますからね。なんといっても、ぼくはにくきゅうをたいせつにしているのです。ぼくのきがかりなことを、きょうはおはなしします。しもべのおたくでくらしているねこさんのなかにはおなじおもいをしているねこさんもすくなからずいるのではないか、というおもいをこめてかきます。ぼくは、はばかりのをすべてしもべにゆだねています。じゆうねこさんには、ぼくがなにをおっしゃっているのかわからないかもしれませんね。しもべ...こわれたぼくのはばかり