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10年ぶりに戻ってきた初恋
その人の名前を、最後に口にしたのは──高校の卒業式だった。 「じゃあ、またね」って笑った君の顔が、あのときの私の世界の終わりみたいだった。それから私は、わざと忘れたふりをして生きてきた。新しい恋をして、忙しいふりをして、 ... 続きを読む
2025/06/13 20:11
好きで好きで、泣いて笑って──そして、あなたと結婚しました
好きで好きで、泣いて笑って──そして、あなたと結婚しました その人を、好きになったのは──たぶん、最初に名前を呼ばれた日。 「理奈」 その響きが、空気を震わせて私の胸の奥に届いたとき、心が小さく跳ねた。 気づいた ... 続きを読む
2025/06/12 21:38
恋人じゃなくて、“恋人の役割”だった
「ねえ、私たちって……付き合ってるんだよね?」 その問いを口にしたのは、付き合い始めて三ヶ月が経ったある夜だった。 コンビニの帰り道、ふたりで買ったアイスを食べながら歩いていた時。 唐突だったかもしれないけれど、ずっと胸 ... 続きを読む
2025/06/11 20:54
四度目の好きに、君が頷いた
その日も、断られるつもりでいた。 三度目の告白は、春の終わりだった。 風がやけに温くて、街路樹の緑が眩しかったことだけは覚えている。あの時も、君は困ったように笑って、首を横に振った。だけど、ちゃんと目を見て、返してく ... 続きを読む
2025/06/10 21:37
嘘から始まった関係なのに、最後だけは本気だった
SNSを見ていたら、偶然、恭也が写ってる集合写真が流れてきた。卒業してもう何年も経つのに、あの横顔だけはすぐに分かった。なんでこんなにも心が反応するのか、自分でも分からなかったけど……気づいたら、画面をスクロールする手が ... 続きを読む
2025/06/09 19:29
君となら、どんなステージでも
第1章:孤独とログイン その日も、私は誰とも話さずに講義を終えた。 春なのに、風は冷たくて、大学の構内には新入生らしい華やかな声が響いていた。だけど、私はその輪の中にはいない。通い慣れたベンチの端に腰掛け、リュックか ... 続きを読む
2025/06/08 17:14
ずっと“友達”だと思ってたのに、キスのあとで名前を呼ばれた瞬間
「ねぇ、久しぶり。元気してる?」って、スマホに届いたLINEの名前を見た瞬間、心臓が跳ねた。大和からだった。 最後に話したのは、たぶん卒業式のときだった気がする。それからずっと連絡をとってなかったのに、なぜか突然思い出し ... 続きを読む
2025/06/08 07:44
ただの遊び仲間だと思ってた、あの人の隣がこんなに落ち着くなんて
駅前のロータリーで、ふと見かけた背中に心が止まった。あれ?って思って、でも結局声はかけなかった。でも、あの後ろ姿、やっぱり亮くんに似てた。 私が高校生になってから、あの地元の遊び仲間たちと少しずつ距離ができたけど、それま ... 続きを読む
2025/06/07 21:03
思い出すたび、胸の奥がじんとする。
あのときの雨の匂い、いまでも忘れられない。 コンビニのビニール傘の音が、彼の靴音と重なって、ぽつ、ぽつと響いてた。傘の中で彼が小さく笑ったとき、私はなんて返したっけ……。 どうして今になってこんなことを思い出すのか、 ... 続きを読む
2025/06/06 18:53
最後の夏祭り、彼の浴衣の袖をまだ覚えてる
SNSでたまたま流れてきた、地元の夏祭りの花火大会の写真。何気なくタップしたその一枚の中に、あの夏のことを急に思い出してしまった。浴衣の袖をふわっと揺らしていた彼の後ろ姿まで、こんなにもはっきり残ってるなんて、自分でも驚 ... 続きを読む
2025/06/05 19:39
「今日、俺と手繋ぎたいって思ってた?」って、急に言われたらどうする?
「今日、俺と手繋ぎたいって思ってた?」 そんなこと、急に言われたら──。 頭が真っ白になって、たぶん目も合わせられないと思う。答えは“はい”なのに、口が全然動かなくて、顔だけ真っ赤になってうつむいてしまいそう。 妄想の中 ... 続きを読む
2025/06/05 18:50
「ねえ、今度のデート、どこ行きたい?」って聞かれてドキドキする妄想
「ねえ、今度のデート、どこ行きたい?」 その一言を、ずっと妄想してた。 たとえば電車の中で隣に座って、イヤホンを片方ずつ分けて聴いてるときとか。お昼ごはんのあとにまったりベンチで座ってるときとか。そんな何気ない瞬間に、彼 ... 続きを読む
2025/06/04 21:46
あの雨の日、傘を差し出してくれた人が運命だったなんて
忘れもしない、あの雨の日。大学に向かう途中で突然のどしゃ降りに遭って、私は駅の出口で立ち尽くしていた。 傘は持っていなかった。天気予報をちゃんと見なかった自分を何度も責めながら、どうしようかと周囲を見渡す。でも、朝のラッ ... 続きを読む
2025/06/04 18:33
忘れたふりをしてた“好き”が、声で全部戻ってきた
友達と飲んで帰ってきたある晩、スマホに見慣れない番号からの着信履歴が残っていた。留守電なんて今どき珍しいなと思って再生した瞬間、その声で全身が固まった。 「……沙月? 俺だけど、佐伯。急にごめん。ちょっと、声聞きたくなっ ... 続きを読む
2025/06/03 18:09
言葉よりも先に、気持ちが手を伸ばしてた
あの帰り道のことを思い出すたびに、胸の奥がくすぐったくて、でも少し痛い。もう何年も経っているはずなのに、私はまだあのときの空気を、手の温度を、はっきりと覚えている。 高校二年の秋。私は、同じクラスでテニス部の部長をしてい ... 続きを読む
2025/06/02 18:15
あのときの“またね”が、ずっと心に残ってる
大学三年の夏、バイト終わりに立ち寄ったコンビニで、私は偶然、元カレに再会した。 「……あれ、友梨佳?」 声をかけられた瞬間、心臓が跳ねた。振り返ると、そこには変わらない笑顔の優斗がいた。少し髪が伸びていて、相変わらず白シ ... 続きを読む
2025/06/01 12:35
2025年6月 (1件〜100件)
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