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W不倫が終わる日。
週末デートの待ち合わせ。いつもは、私が遅刻するのに、先週末は、珍しく、漱石さんが遅刻した。ぼーっとしてたら、1駅乗り過ごしたんだって。めずらしいね、大丈夫?っ…
2023/02/16 14:01
一線を越えました。
2022年振り返り~女編~です。いやぁ、ほんと去年は色々あって夫には感謝してる、夫が夫でよかった!って書いた一方で、ちゃっかり、漱石さんとも絆を深めていた下衆…
2023/02/13 12:38
2022振り返り~家庭編~
すっかり明けてしまい、もう1月もおわりますが、新しい年おめでとうございます。せめて、鬼がくる前にご挨拶と、慌てて書いてます。汗にしても、たった1日、日付が変わ…
2023/01/28 12:54
今頃ですが、自己紹介です。
無事、ブログのお引っ越し完了しました。初めましての方も、2回目の方も、私の自己満足におつきあいくださり、本当にありがとうございました。やっと、移行できた~と満…
2022/12/19 15:15
145. 永遠の片想い
私が蓮にどうしても言えなかったこと。でも、絶対に言わないといけないこと。それは、蒼介さんの存在。それだけが、どうしても言えなかった。なんか、絶対に言ってはいけ…
2022/12/04 09:48
145. 踏ん切り
『どうされました?』交番ではなく、警察署へ連れていかれた。夜中だったたから、なんか強面の警官ふたりがこっち来るし、なんだかぐちゃぐちゃな気持ちのまま連れてこら…
2022/12/03 12:00
143. 別れたくなかったのは私
もちろん、断ったところで、素直に了承してもらえるわけはなく。蒼介さんと付き合うようになってからは、1度も蓮に逢っていない。逢いたくないのではない。逢ってしまう…
2022/12/03 01:26
142. W不倫の慰謝料
数日後、また、蓮から電話。小さなため息をついてから、電話に出た。『あかりさん?』今日は、うってかわって甘い声。ん? 首をかしげて、次の言葉を待った。『……あの…
2022/12/01 12:00
141. 不倫脳
私は、驚きで声が出なかった。なんで私の離婚を知ってるの?という驚きと、また蓮の声が聞けてホッとしてる自分への驚き。ほんとに分からなかった。なんで、こんなにも蓮…
2022/12/01 00:20
140. 離婚の余波
離婚届けを出してから知ったこと。それは、子供の苗字って、裁判所行かないと変えれないってこと。初めて裁判所って所に行き、なんだかそわそわドキドキ。私自身の姓も変…
2022/11/30 12:00
139. ふたりで離婚届
夫と最後に、離婚届けのこともあるし、逢って、細かいことを決めることになった。蒼介さんからは、必ず公共の場所、尚且つ人の多いお店で逢うようにと念を押された。お互…
2022/11/30 00:00
138. 協議離婚へ
それから、電話での話し方を、コンコンと注意された。1番言われたのは『怒りを怒りで返してはいけない』ということ。夫が望む答えを私がしなかったら、すぐに夫は怒りだ…
2022/11/29 20:00
137. 離婚の理由
『あかりは、間違えてる。』ずっと黙ったまま、私の話を聞いてくれていた蒼介さん。話が終わった途端、全否定から始まった。『あかりも、その彼も。君達は間違ってる。』…
2022/11/29 10:41
136. 離婚しない理由
『あかりはホンマに離婚する気あるの?』「もちろん。」『じゃあ、離婚しない理由は何?』「旦那さんが別れてくれない。」『じゃあ、旦那さんが別れてくれない理由は何?…
2022/11/27 11:00
135. 天国と地獄
蓮のマンションの自転車置き場についた。蒼介さんが、スペースを開けて、自転車を押し込んだ。私は、もう一度、マンションを見上げた。灯りのついた蓮の部屋を目に焼き付…
2022/11/27 00:33
134. 元彼の家へ
昼間は、何の連絡もなかった。私は黙々と片付け、掃除をしていた。日は暮れた。夜になっても連絡はない。スーパーに行き、ビールとお惣菜を1人分買った。家に戻ったら、…
2022/11/26 12:00
133. 実は離婚してません
その日は、映画の後、そのままそのショッピングモールでゲームをしたり。夜はみんなで外食をして、別れた。その翌週から、私達の付き合い方は一転した。東京で仕事をして…
2022/11/25 20:53
132. きちんと離婚しよう
待ち合わせ場所についた。蒼介さんが助手席に乗り込んだ。さっきまで騒いでいた子供達が一瞬で静かに。蒼介さんが、後ろを向き子供達に挨拶。………緊張する。とにかく、…
2022/11/24 23:03
131. 母親の彼氏と子供達
考えた。どうするか。今まで、蒼介さんにもらった言葉。蒼介さんの私に対する態度。昼間デートで見た、子供と接する蒼介さん。蒼介さんの離婚理由。蒼介さんの元奥さんに…
2022/11/24 12:37
130. 笑うsex
蒼介さんとのこと。当時のブログにも書いていたので、次第にカズも、コメントという形でやりとりをするようになり、徐々に元の関係に戻っていった。蓮からの連絡も、毎晩…
2022/11/23 21:00
129. 普通のデート
蒼介さんと出逢ってから、私の毎日は大きく変わった。とにかく、マメな人だったので『おはよう』から始まって、コンスタンスにメールがくる。もちろん、短文。その短文が…
2022/11/23 01:44
128. ホントに独身か、やはり既婚者か
翌日も祝日の月曜日。日中に、何度か蒼介さんからメールがきた。『おはよ』『ええ天気やなぁ』『何してるん?』返信をどうするか考えていた。まぁ、ヤり逃げって感じでは…
2022/11/22 19:21
127. 万事休す
気がつけば、時間は22時をすぎていた。『そろそろ行こか。』確かに、しゃべり疲れた。変なテンションで、ほぼ私ひとりで話していたので、とても疲れた。蒼介さんは、私…
2022/11/22 00:22
126. 第一印象
日曜日。昼間は、私に予定があり、蒼介さんは、ホントか嘘か知らないけど、とにかく、娘さんの晩ご飯を用意してからになるということで。結局、逢う約束したのが、20時…
2022/11/21 19:10
125. 出会い系サイト
つくづく自分自身、男にだらしないなぁと呆れる。私っていつもこのパターン。この人と別れようと思った時、必ず、最後の方は他の人とダブってる。18歳で初めて男性とお…
2022/11/21 01:45
124. 逢いたい
蓮はあきらめなかった。毎晩ではないけれど、何日かおきに、電話がかかってきた。もちろん、出なければいいのかもしれない。でも、それが、どうしても私にはできなかった…
2022/11/20 00:38
123. 余韻
別れないといけないとって思いながらも、断ち切れなかった私。でもやっと、ふんぎりがついたというか、覚悟できた。もう、大好きな人を泣かせたくない。たぶん、私の中で…
2022/11/19 13:30
122. 好きになってごめん
服を整え、まだ布団の中にいる蓮のそばに座った。蓮は、私を見ることなく、ただ話し続けていた。蓮のご両親の話。親子の関わり方。あ、その希薄な感じ…。私と私の親との…
2022/11/18 11:00
121. 最後の夜
意識したつもりは、全くなかった。だけどなぜかその夜は、1番お気に入りの綺麗な服を着た。自転車貸してもらったのに、結局その夜も、蓮は私の家までバイクで迎えにきた…
2022/11/17 21:07
120. どうにもならないこと
蓮とそんなやりとりがあった頃、私と子供達の生活は順調だった。長男は、新しい学校の友達ができ、うちにも遊びにきてくれるようになり少し安心。次男は相変わらずサッカ…
2022/11/17 12:31
119. 夢物語
コトが終わった後。蓮は私に、冷蔵庫から飲み物をとってくるように言った。…え?一瞬、耳を疑った。なぜなら、私は今まで1度も彼個人の部屋以外には入らなかったし、ト…
2022/11/16 21:18
118. 見るたび恋をする
夜の静けさの中、バイク音が近づいてくる。大きく息を吸って、目を閉じた。『今日で最後』自分に言い聞かせ、そっと目を開けた。エンジンを切る音。近づく足音。黒いシル…
2022/11/15 22:10
117. 別れよう
『何かあったん? 全然電話に出てくれないから心配したやん。』「ううん、別に。タイミングが悪かっただけ。」不思議だった。なぜ、蓮が私のこと何も疑わないのか。何度…
2022/11/15 12:49
116. 長い夢
しばらく、蓮から連絡はなかった。もちろん、私からもしなかった。2学期が始まり、長男は転校した。会社を休んで一緒に始業式に参加した。担任の先生にも、離婚する予定…
2022/11/14 20:00
115. 地獄
子供達が実家から戻ってきた。一気に、部屋が息を吹き返したようだ。笑い声と少し高い子供達の声が溢れかえる。目も耳も賑やかになった。もう少しで夏休みが終わる。いよ…
2022/11/14 16:52
114. 卑怯者
「もしもし。」『あ、俺だけど。』「はい。」『あいつを訴えることにしたから。』たぶん、夫と話すのは1か月ぶりくらい。だけど夫は、私達の近況を聞くこともなく、すぐ…
2022/11/13 22:00
113. 家族会議
少し落ち着いたのだろう。下着をつけている私の背中に向かって、蓮は話し出した。内容証明が届いてからのこと。蓮の実家は、すぐそばにあると聞いてる。夫は、それも調べ…
2022/11/13 10:00
112. 夫の影
ところが、その夜。蓮から連絡はなかった。気になりながらも、一人きりの夜を静かにすごした。夫が、壊したノートパソコン。実は、こっそり、持ってきていた。壊れてるの…
2022/11/12 15:45
111. 慰謝料請求
確か、その翌週だった。仕事中に私の携帯が鳴ったのでびっくり。慌ててマナーモードにしたが、その相手は蓮だった。私が仕事に行ってるのは知ってるはず。こんな時間に何…
2022/11/11 23:00
110. エセ独身
引っ越したことを、実家の母に連絡した。深いため息と共に『何やってんの』と呆れられた。実家にも夫が私の不貞行為の暴露手紙を送ってるから、両親とも今回のことを知っ…
2022/11/11 00:15
109. 不倫の代償
蓮と逢うのは1週間に1度ほど。今でも、蓮の顔を見ると心はときめく。やっぱり好きってなる。蓮の後ろに乗るバイクも今じゃすっかり慣れた。2人乗りのまま、蓮のマンシ…
2022/11/10 07:22
108. プレ離婚
引っ越しは週末にして。翌月曜日は、お休みをもらって、役所関係をまわった。1番最初にしたことは、転出届。これで、学校の編入手続きができる。その後、転校先の放課後…
2022/11/09 00:35
107. 本物の恋
蓮とは、以前ほどの頻度では逢わなくなった。逢えなくなったのではなく、逢わなくなった。なぜか、気が進まなかった。『好き』は何一つ変わってないはずなのに、なぜだろ…
2022/11/08 02:00
106. 完全別居スタート
仕事は、内容は特に難しいものではなかったけれど、環境だったり雰囲気だったりに、なかなかなじめなかった。常に、昼食はひとり。同じチームの女性達とも、ほぼ、挨拶以…
2022/11/06 00:00
105. やれるものならやってみろ
結局その夜は、コトが終わった後、すぐにそれぞれの家に帰った。やっぱり、再会できた嬉しさというよりは、安心したというかホッとしたというか。心に空いていた穴が、よ…
2022/11/05 00:00
104. 再会
驚いた。本当に驚いた。驚きすぎて言葉がでない。『あかりさん?』「うん」『電話、変わってないんや。よかった。』「うん」『誰かそばにいるの?』「いや、大丈夫」『少…
2022/11/04 00:00
103. 約束
「もうすぐ着くよ~。また、自分の家に帰ってきたら連絡するから。」携帯をカバンにしまい、うつむき加減に自転車置き場に入ってみた。蓮から聞いていた場所に、私の自転…
2022/11/03 00:00
102. 友達以上恋人未満
カズは、唯一、実際に逢ったことがあるブロ友さん。同じ大阪って理由で、逢ったわけではない。もちろん、カズが熱望したからだけど、それでも、普通は逢わない。カズとは…
2022/11/02 00:00
101. 所詮、不倫
その頃の私。住む所も、仕事も決まったので、やることが山ほどあった。家の片付けや、引っ越し準備やら、わりと、てきぱきと時間はすぎていった。夜。なるべく、子供達と…
2022/11/01 00:00
100. 警告
今思えば、それは、天からの警告だったのかもしれない。夫に尾行される1ヶ月ほど前のこと。その日は、夫は本当に出張だった。金曜日の夜。いつもは、蓮がバイクで自宅近…
2022/10/31 00:00
99. 新しい生活
住む地域が予定と変わったので、仕事も探す地域を変えた。すると、同じ事務でも、工場や倉庫などが出てきた。今思えば、シンプルにその軽作業に応募すればいくらでも仕事…
2022/10/30 01:30
元カレと今の彼との違い。
昨日。漱石さんと出逢って600日たちました。キモい? いえ、そういうアプリがあるんです。でもって、前日にお知らせ。まったく、何がめでたいのかよくわかりませんが…
2022/10/27 08:35
98. 陽当たり良好
不動産にむかう足は重かった。夫に、即、解約しろ!って言われたものの、、そういうのはとても苦手。基本、断れない性格。強く言われると小さくなってしまうタイプ。だか…
2022/10/22 00:00
97. もう立ち止まらない
まりこに紹介してもらった派遣会社に登録に行った。そこの社員さんがまりこの友人なのだが、その彼女も離婚をしていて1人で娘さんを育てているとのこと。シングルマザー…
2022/10/21 00:00
96. 遠くの親戚より近くの他人
「あのさー。ここ出ていこうって思ってるねんけど、何処がいいと思う?まりこ家の校区ってどんな感じなん?」『え?出ていく?引っ越すじゃなくて?』「うん、夜逃げじゃ…
2022/10/20 00:00
95. 少しずつ前へ
まずはネットカフェへ。とにかく職探し、そして住むところ。離婚した場合の補助金やらの制度。一通り、情報を集めてから、店を出た。その日は、その足で、夫に通わせても…
2022/10/19 00:00
94. ただいま私
もちろん、夕方、夫から連絡はあった。『しばらくは、帰らないけど心配しなくていい。おまえも、少し考えたいだろうし。何かあれば、いつでも電話して。』それを聞いてホ…
2022/10/18 00:00
93. W不倫の末路
所長さんは、とても怪訝な顔をしていた。その時は分からなかったが…話してるうちにその理由がわかった。つまり、私が文句を言いに来たと思ったらしい。「お宅の職員に騙…
2022/10/17 00:00
92. 彼の職場へ
朝、夫は仕事へ、子供達もそれぞれ、登校、登園した。私は、近所の病院へ向かい、公衆電話から蓮の携帯に電話した。やはり出てくれない。もうこのまま、本当に私には逢っ…
2022/10/16 00:00
91. 不倫の恐ろしさ
私が今、1番辛いこと。苦しいこと。悲しいこと。それは、不倫がバレたことや、夫を悲しませたことじゃない。蓮に逢えないということ。ただそれだけ。今から私達家族がど…
2022/10/15 11:30
89. 忍従
家族みんなで引っ越そう。すべて水に流すから初めからやり直そう。頼むから目を覚ましてほしい。夫は必死に懇願してくれたが、、なぜだろう。なにひとつ、心は動かされな…
2022/10/14 22:00
90. 暁
ふと、横を見た。ぼんやり末っ子の寝てる姿が見えてきた。窓に目をやると…少しずつ、空が見え始めてる。それでも、朝は来るんだ…。なんで? なんで来るの?もう、永遠…
2022/10/14 10:40
88. 文書をばらまいた理由
さて、怪文書の最後の部分。○○の職員は、妻子持ちですので、ご自宅・勤め先にも同様の手紙を投函させて頂きます。ご主人の方には、色々な方面から連絡があると思います…
2022/10/13 20:10
87. 夫の世界
『すみませんね、奥さん。ご主人がいたら、話せないんだろうと思って。』私は、微かに微笑んだ。『まぁ、はっきり言わせてもらって、あれは、ご主人が書いたものですわ。…
2022/10/11 23:00
86. 警察へ
翌朝。蓮と約束した警察へ行きたいことを、夫にどう切り出せばいいか、そわそわと考えていた。昨夜は結局、言えなかったから。もう約束の時間。困ったなぁ。何て言おう……
2022/10/10 00:30
85. ホテル行きたい
蓮はすぐに電話に出た。まずは謝り、蓮の家にきた手紙の内容を詳しく聞いた。やはり、差出人は私の愛人で、そのくだりは、うちに来たのものと同じ。ただ、私が書いていた…
2022/10/09 00:15
84. 彼の奥さんの気持ち
やはり、あの怪文書の追伸。ハッタリなんかじゃなかったんだ…。本当に出したんだ……。ショックだった。自分自身がバレた時よりショックだった。私はとてつもなく申し訳…
2022/10/08 02:00
83. ブログがばれた理由
『さっきは、ビックリして電話きってもうてごめん…。今も旦那さん、そこにいてる?』「うん…」『30分ほどしたら伺えるけど、大丈夫か聞いてもらえる?』「ええって言…
2022/10/07 08:05
82. 悔恨
『じゃあ、認めるな?』「…うん。……ごめんなさい。」『…わかった。』静かな声で夫は言った。『もう、ええよ。』え……?怒らないの……?私は恐る恐る頭をあげた。と…
2022/10/06 09:00
81.白旗
本当にびっくりした。びっくりしすぎて、言葉が出ない。それに対して、どこかしら勝ち誇ったような夫。『ほらな!オレの言った通りだろ!』って顔に書いてある。その表情…
2022/10/05 09:00
80. 盗聴器発見
前彼1号より の続きです。夫に尾行された。この事実だけで、十分パニックだ。なのに、夫に届いたという手紙、盗聴、盗撮、そして、ストーキング…?あまりにも非日常的…
2022/10/04 14:00
新しい景色。
あかりちゃんって、ほんっっっとに、色々ありすぎだね!逢う度に、漱石さんは、私の話に目を丸くする。僕が小説家だったら、絶対あかりちゃんの話書くのになぁそれって、…
2022/09/15 10:15
79. 前彼1号からの手紙
『実はな、木曜日に、事務所に封筒が届いてん。』夫は、ゆっくり、間をとった。『おまえの不倫相手から。』「は?なに言うてん?」間髪いれずに聞き返す私。『ほんまに心…
2022/04/22 01:00
78. 尾行した理由
その車の正面まで来た。もちろん、エンジンも止まってるし、フロントガラスからは、誰も見えない。大の大人がふたり、後部座先にでも隠れてるのだろうか…。とりあえず、…
2022/04/19 09:00
77. 尾行2
慌てて入ったその細い脇道には街灯がない。大きな公園沿いなので、夜はほとんど車は通らない。その道の途中が、蓮との待ち合わせ場所だった。約束の時間より少し遅れたが…
2022/04/18 13:00
76. 尾行1
金曜日の夜、22時半。壁の時計で確認してから、外に出た。車を出すために門扉を開けようとした。その時何か感じて、咄嗟に左方向を見た。うちの家の前の道は一方通行。…
2022/04/17 10:00
75. 答え合わせ
【木曜日】木曜日といえば、配送日。唯一みんなの前で堂々と蓮に逢える日。もちろん、ほとんど目も会わせないが。でも、いまだに木曜日は嬉しかった。最近では、毎週月曜…
2022/04/16 09:00
74. カウントダウン
それから、1ヵ月程がすぎた。【日曜日】午前中、少し仕事してくると、夫は早朝から事務所へ。お昼頃に帰ってきた。みんなで、昼食。ちょうど、たまたまケーブルテレビで…
2022/04/15 13:00
73. 仮面夫婦
もちろん、当時の私は、夫が私を疑ってるとは夢にも思っていなかった。自分のことしか見えてないし、自分のことしか考えていなかった。『おはよう』翌朝、やっぱり、いつ…
2022/04/14 18:00
女の一生。
私が忙しかったせいで、なかなか逢えなかった漱石さんと、やっとデートできた先週末。1ヶ月以上空いてしまったのでお互いにもう余裕がなかったのか、私達には珍しく、ホ…
2022/04/13 21:35
72. 覚悟
いくら目をつむって、どれだけ頭で蓮を浮かべようとしても、やっぱり違うわけで。どれだけ行為に集中しようとしても、なかなか私が受け入れ体制になれなくて。というより…
2022/04/13 09:00
71. 饒舌
その夜、夫が一睡もできなかったなんて、私は知るよしもなかった。私は私で、危なかったドキドキと、初めてのバイクの余韻でなかなか寝付けなかった。『おはよう』翌朝、…
2022/04/12 09:00
70. 動揺
なんとか夫に逢うことなく、玄関についた。呼吸を整える為に、深呼吸。思いっきり息は切れていたけど、とにかく冷静を装う。そして、ゆっくり玄関を開けた。……あれ?夫…
2022/04/11 09:00
69. 戦慄
いつもこっそり抜け出す時は、部屋着のままで素っぴん、ジャンパーだった。しかも、時間は10分程度。蓮の顔を見て、ぎゅうっとしてもらったら安心してすぐに家に戻って…
2022/04/10 09:00
68. 夫の努力
夫は、なるべく早く仕事を片付けて、毎日19時頃には帰ってくるようになった。今までは、なかったこと。毎晩、子供達と一緒に夕飯を食べる。これも、めったになかったこ…
2022/04/09 21:00
あなたへ。
3月末から4月頭、いわゆる、年度替わり。 特に今年は、色々ありすぎて、私も夫も狂ったように忙しかった。 卒業式、恒例の家族旅行、入社式、入学式。 それに加えて…
2022/04/08 23:50
67. 不倫相手のパートナー
そして月曜日。朝から蓮とホテルにいた。やってる時もやってない時も片時も蓮から離れなかった。蓮とくっついていたいのではなく、ただ、不安なだけ。浮気相手としては、…
2022/04/08 09:00
66. 3ヶ月ぶりの帰宅
翌日の日曜日。昼すぎに夫は帰ってきた。喜んだのは長男だけ。次男は驚き、私の様子を気にした。末っ子も私の緊張が伝わるのだろう。私の後ろに隠れた。それでも、私達夫…
2022/04/07 09:00
65. 疑問
土曜日なので、逢うことはできないけど、蓮は、都合をつけて外出し電話をくれた。また、夫と一緒に住むことになったこと。やっぱり離婚できないかもしれないということ。…
2022/04/06 09:00
64. 降参
TSUTAYA事件のあった週末のこと。「ピンポーン」ちょうど11時頃。誰だろ……とインターホンのモニターを見にいった。………え?1度うつむいて、もう一度、モニ…
2022/04/05 09:00
63. はじまり
とりあえず、蓮には降りてもらって、そのまま帰ってもらった。運転席に移り、電話を握りしめ、大きく深呼吸した。TSUTAYAを見ながら、夫に電話をかけた。……。出…
2022/04/02 09:00
62. 上手な嘘のつき方
蓮に、離婚しようとしてることが、バレた数日後。仕事帰りの蓮といつものように、逢っていた。すると、唐突に、車内に音楽が響き渡った。ふたりとも、ビクッとして、息を…
2022/04/01 09:00
61. W不倫のルール
W不倫のいいところ。男女差はあるものの、既婚者同士だからこそ分かりあえることがたくさんあって。だから、お互いに都合が良くて、 日常のめんどくさい事は一切抜きで…
2022/03/31 21:00
60. 私にはできない
さらに、1ヶ月ほどたった。その日は、蓮は半休。朝からふたりでホテルにいた。その時だ。珍しく私の電話が鳴った。夫だ…。今は無視できない。仕方なく、人差し指を口の…
2022/03/31 09:00
59. 離婚の条件
そんなこんなで、夫が出ていってからの1ヶ月。すっかり蓮と遊び呆けていた私。慣れというのは恐ろしい。良心の呵責にさえ、慣れてくるようだ。私は何食わぬ顔で、夫が出…
2022/03/30 09:00
58. 最悪な女
『ごめん、やっぱ、今日は帰らなあかんわ。嫁、情緒不安定やねんて。』なんだそれ。さすがの私もこれにはキレた。「なんなん?一体。何がしたいの?」いきなり私の口調が…
2022/03/29 09:00
57. 最低な男
『あかりさん、今日、車出せる?ちょっと行きたいとこがあって…』頼まれた通り、蓮の職場まで迎えに行った。その夜は、私の車に乗り込んできた時から蓮の様子はおかしか…
2022/03/28 09:00
56. 偽装工作
離婚話のこと。友人よりも誰よりも、1番知られたくない相手は、蓮だった。だからもちろん、夫が出ていったことも一切口にしなかった。当然何も知らない蓮は、変わりなく…
2022/03/27 09:00
55. 四面楚歌
1週間ほど、夫からは何の連絡もなかった。気になりながらも、少しは準備を始めなきゃ。まずは習い事。お迎え時に、今月いっぱいで辞めたいと申請。「理由は?」『離婚す…
2022/03/26 09:00
54. 青天の霹靂
子供達は、親の家に泊めてもらうことになった。なぜか、リビングではなく、夫の部屋で話をした。夫は、ぎこちない笑顔を私にむけた。『一体、どないしたんや。何があった…
2022/03/25 09:00
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