東西冷戦を描いた【引き裂かれたカーテン】
アルフレッド・ヒッチコック監督の「引き裂かれたカーテン」(1966年)ですが、初めてこの映画を見た時、私はとても面白い作品だなと思いました。 ところがこの映画はかなり評価が低くて駄作とまで言われているのがなぜなのかよく分かりませんでした。 東西冷戦時代のスパイものなんですが、分かりやすい内容が映画ファンにはイマイチだと思われたんだろうか、難解な作品が苦手な私にとっては好きな感じの映画なんですけどね。 ◇ 原子物理学者のマイケル(ポール・ニューマン)がアメリカから東ベルリンに亡命しその事を知らされていなかった助手で婚約者のサラ(ジュリー・アンドリュース)がついて行く事になるのだがマイケルはサラに…
2025/06/14 18:30