新築注文住宅で家を買っても、なぜ酸っぱい香りか?
新築注文住宅で家を買っても、なぜ酸っぱい香りか? <目次> 家に入った瞬間に感じる臭いの正体 臭いの正体を突き止める 臭いがキツいほど健康被害が増加 消臭芳香剤は化学物質の放出拡散装置で逆効果 家具の中が酸っぱい場合の対策 コージーベースの〝空気がうまい家〟 健康に良いか悪いかは、家が教えてくれます 家に入った瞬間に感じる臭いの正体 新築のうちは分からないですが、家を買って数年すると家の香りが焦げたような酸っぱい香りになっています。 「新築の臭い(=化学物質臭)」が消え始めた頃から、家に入った瞬間、部屋に入った瞬間に感じます。そのため、消臭芳香剤(=化学物質)を放出して臭いを消すことをされる方が多いのではないでしょうか。 臭いの正体を突き止める フローリングのワックス、ボンドで固められた合板材、板を貼り合わせた棚板などから出るボンドの臭い、様々な化学物質の混じって焦げたような酸っぱい匂いです。 家の壁や柱、建具など住宅に使われている素材の匂いを嗅ぐと、あの焦げたような酸っぱい匂いの正体だと分かります。 この匂いは、住宅建材から放出された「化学物質=揮発性有機化合物(VOC)」です。
2022/08/30 17:13