福島県の鮫川和紙
福島県鮫川村の鮫川和紙は、300年ほど前、水がきれいな鮫川の源流で生まれました。その主な用途は障子紙としての利用でした。しかし、パルプを使った工場での紙製造が主流となり、障子紙の利用は減少するなど和紙の需要は減り続け、300年余り続いた鮫川和紙の伝統技術は一時途絶えてしまった。当時、村内に唯一残っていた和紙職人・星弘さん(当時91歳)も高齢となり、20年前に和紙漉きを廃業していました。2006年、鮫川和紙の文化を残したいと定年退職を機に星弘さんを師匠として、和紙作りを始めたのが齋須寛一さんです。鮫川村在住の星弘さんに弟子入りして楮の木から和紙にするまでの過程を習ったそうです今では師匠に認められ素晴らしい紙すき技術を習得。300年以上の歴史ある鮫川和紙を見事復活しました。綺麗な水のある鮫川に素晴らしい和紙職人が育...福島県の鮫川和紙
2021/07/30 16:07