小説 夢十夜

小説 夢十夜

今週のお題「好きな小説」 夏目漱石の夢十夜が好きです。オムニバス形式で書かれた、漱石が見た十の夢の話。 漱石と言うと文豪の代表ですが、この小説は夢の話だから昔の文学作品のような難しいことは書いてありません。クスリと笑えるユーモアがあったり、夢だけに不思議な話が多くて、まるでファンタジー作品のようです。しかしながら表現は豊かで文豪の味わいを楽しめます。 高校時代に一度読みましたが、大人になってから思い出して再び読み返しました。もう一度読みたいと思う小説が好きな小説なのかもしれません。