記録か、選手生命か――。佐々木朗希の8回完全降板で思い出した“幻の名投手”伊藤智仁の悲劇
1: 風吹けば名無し: 2022/04/23(土) 05:53:53 ID:ttEMuMCDM 記録か、それとも選手生命か。 4月17日に行なわれた日本ハム戦、史上初の2試合連続完全試合を目前にした佐々木朗希(ロッテ)は8回を投げ切って降板した。試合後に井口資仁監督は「もし(味方が)点を取っていても8回で代わってました。7回が終わった時点で朗希がへばりつつあったので」と、マウンドから下ろした理由を説明。「郎希が1年間ローテーションでしっかり回ることが大事」と強調した。あくまで記録ではなく佐々木の健康を優先したのである。 井口監督の決断には賛否両論が起きた。筆者は降板賛成派だが、“否”の意見も理解できる。たしかに2試合連続完全試合を目の当たりにするチャンスなど、おそらく今後100年間でも一度あるかないかだ。 だが、選手生命よりも記録を優先した結果、決定的に壊れてしまった投手を1人知っている。伊藤智仁(ヤクルト)だ。
2022/04/23 08:44