製品開発エンジニアがデータ解析のノウハウを垂れ流します。 統計解析/検定や実験計画、自作ツール。 エンジニアの心構えなど。
2022年6月
データ集合が与えらえた時、平均0と標準偏差1になるようデータを標準化することを正規化と呼び、変換された数値をZスコアと呼びます。Zスコアを10倍し50足した数値は、お馴染みの偏差値になります。 通常は平均と標準偏差を用いた変換が行われますが、平均や標準偏差は外れ値/異常値の影響を受けます。このため外れ値/異常値に対してロバストなZスコアが提案されています。 (通常の)Zスコア 平均[math] \mu [/math]と標準偏差[math] \sigma [/math]から正規化を行う下記がZスコアです。 得られているデータ[math] X_i [/math]に対して [math] X_i = …
バラツキに関するロバスト(ノンパラメトリック)統計量で、IQRとMAD、RousseeuwとCrouxら[1]によって提案された[math] \displaystyle S_n [/math]や[math] \displaystyle Q_n [/math]について正規分布に従う乱数の挙動をここ で、一様分布に従う乱数の挙動をここ で、確認しました。念押しで、今回は指数分布でサンプルサイズを変化させて応答を見てみます。自習です、業務上で使う上で対象分布の違いによる応答を押さえておきたい。 IQR, MAD, [math] \displaystyle S_n [/math], [math] \d…
バラツキに関するロバスト(ノンパラメトリック)統計量で、IQRとMAD、RousseeuwとCrouxら[1]によって提案された[math] \displaystyle S_n [/math]や[math] \displaystyle Q_n [/math]について正規分布に従う乱数の挙動をここ で確認しました。今回は一様分布でサンプルサイズを変化させて応答を見てみます。自習です。 IQR, MAD, [math] \displaystyle S_n [/math], [math] \displaystyle Q_n [/math]の比較 範囲[0,1]に分布する一様分布に従う乱数から生成した…
2022年6月
「ブログリーダー」を活用して、OceanOneさんをフォローしませんか?