東北出身者が首相になると日本は破滅する(かもしれない)
去る2020年9月18日に、第99代内閣総理大臣に菅義偉総理が就任しました。安倍前総理の病気による突然の辞意表明を受けてあれよあれよという間に決まってしまいました。菅総理についてどうこう言うつもりはありませんが、一つ気になる事がありました。それは総理の出身地です。菅新総理はご存じの通り「東北の秋田県出身」です。実は今回で99代を数える日本の内閣総理大臣経験者の中で、「東北出身者」は、僅かしかいません。ほとんどの総理大臣が、明治維新を成し遂げた薩長(鹿児島県と山口県)出身者で占められています。あとは岡山や群馬などが目立つ程度。中国地方は元と言えば毛利家の所領でしたから、広い意味で薩長にはいるでしょう。何を隠そう安倍前首相も出身は東京ですが、地元は山口でバリバリの長州閥です。群馬に関しては、福田総理を筆頭に中曽根総理、小渕総理と3人の総理大臣を出しています。群馬は元々上州の国。江戸幕府の親藩で江戸時代には老中や家老などの重要な人材を多数輩出している土地柄です。そういう意味では、佐幕派の代表と言えなくもありません。名古屋も尾張徳川家の地元で同じ。と言うことで東北出身者が総理大臣になるのは極めてまれなことなのです。
2020/10/03 13:58