【政党解説】『自民党』編
さて、政党解説編第1弾は自由民主党、略して『自民党』です。1955年に設立された自民党は自由主義の保守政党として有名です。戦後、長く政権を担ってきた政党で、2020年9月現在も自民党が政権の座にあります。今回はそんな自民党の政策や特徴などを見ていきましょう! 自民党の政策を見てみよう! 自民党の政策といってもめちゃくちゃたくさんあります!そこで2019年参議院選挙公約で自民党が示した政策の中から特に重点政策をピックアップして見ていきます! 力強い外交・防衛で国益を守る 「日米同盟をより強固にし、防衛力を向上させ、日本を守る!」という政策です。非常に自民党らしい、力強い政策ですね! また、自民党はアメリカ・オーストラリア・インド・欧州・ASEANなど日本と民主主義や人権の尊重などの価値観を共有する仲間たちと連携して、外交を推し進めていきます。 ここでのポイントは「価値観」。現実、価値観の合わない国はいます。そして、価値観の合わない国・・・つまり民主主義でなく、さらには人権の尊重が軽視されている国から日本は大きなダメージを受けてしまうこともあります。そこで、価値観の合う国々と一緒に連携して、それらの国に対抗しよう!という戦略なのです。 憲法改正を目指す 日本は1946年に今の日本国憲法が制定されてから、1文字も改正がなされていません。そして、この「日本国憲法の改正」は自民党が生まれた時からの方針です。いわば日本国憲法を改正したい人たちが集まる政党なのです。そのため、当然憲法改正を目指していきます。 強い経済で所得を増やす 強い経済・・・つまり、「成長する経済」をつくって、我々の給料を増やそう!という政策です。政党によっては、「経済を成長させる」よりも「今ある富を分配する」方に重点を置いているところもありますが、自民党は「日本を経済成長させること」に重点を置いています。 2030年外国人観光客6,000万人を目指す 2020年9月現在は新型コロナウイルス感染症の影響により、海外からの観光客は制限されていますが・・・2030年外国人観光客6,000万人を目指すとしています。ちなみに2019年の外国人観光客は3,188万人でしたので、約2倍に増やそうとしているのですね!外国人観光客が増えれば、それだけ日本でたくさん消費をしてくれるので、日本経済にとってプラスに働く、というわけです! といっても実は外国人観光客の消費額(イン
2020/10/08 00:35