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永倉洋介
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2020/06/16

2020年6月

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  • 永倉炎上!!

    最近、昔の映画を観る機会があって、『吉原炎上』という映画を観たのですが……。 はっきり言って スゴすぎます!Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン 衝撃的な内容なので、詳しく申すとびっくりされる方も居るかと思いますが、 一言で言うと……。 『エロ怖い!!』 基本的に、出てくる女優さんは...

  • 小説『うちら、花の革命組!』第7話

    夜のこと……。 昼間、あれだけ活気があった基地内は、風の音が分かるほどに静けさに満ちていた。 美桜は、例の特別室のテラスに出て、何かぼんやりと欄干にもたれながら、向こうの棟を見ていた。 「どうしたんだい? 美桜さん。眠れないのかい……?」 先に寝台に入っていた花子が、トイレ...

  • 新連載小説『ゴシップ・レディ』第3話

    通り魔殺人事件……。 この春から、中学生の男子ばかりを狙った暴行殺人事件が、多発している。 世を大きく騒がしているこの事件を1888年にイギリスで発生した連続娼婦殺人事件になぞらえて、切り裂きジャックの再来と、世間は震えあがった。 大村は、この事件を取材するにあたり、二十年...

  • 連載小説『私、日本、守ってます!』第10話

    子供の頃、公園の大きな木の上に登って、よく遊んでいた。 「ヒナちゃん! 危ないから、そこでじっとしときよし……!」 母が顔面蒼白になって、木の下で震えながら、わたしを見ている。 私は、そんな母に、 「大丈夫だよう! ママ! わたし、ここからジャンプできるんだから!」 と、に...

  • 35歳、独身、崖っぷち太郎!!

    どうも、連載小説『私、日本、守ってます!』『うちら、花の革命組!』と、新しく書き始めた『ゴシップ・レディ』の作者であります。永倉洋介です。 毎日、たくさんの方に読んでいただいているみたいで、本当にうれしく思っております。 日々、更新の間があかないように、ヒーヒー言いながら、...

  • 小説『うちら、花の革命組!』第6話

    将校、銀章の言う、特別室は、基地の一番北の建物の中にあった。 その建物の中は、軍用機地という事もあって、何の装飾も花もない四方コンクリート打ちっぱなしの殺風景なものだった。 それでも、どこからか、エイ! ヤー! という活気のある掛け声が聞こえている。 兵隊たちが、訓練に励ん...

  • 新連載小説『ゴシップ・レディ』第2話

    キジ子が本当に書きたい記事……。 それは、1999年に中学生だった兄、タケシの不可解な死に関する記事だった。 キジ子の兄、加来野タケシは、その年、学校のグランドにある砂場に、体を埋められて、顔だけ出した状態で発見された。 発見したのは、この学校の三年生の担任を持つ男性教諭A...

  • 連載小説『私、日本、守ってます!』第⑨話

    国守家の武道場は、その日、うだるような暑さだった。 私はそんな中、イチキシマノヒメノミコト様、通称シマさんに、三時間も畳に正座させられて、先ほどから座学を受けている。 「日本列島を守るためには、基本的に二つの呪術が使われておる」 シマさんは、どこから持ってきたのかホワイトボ...

  • 小説『うちら、花の革命組!』第⑤話

    休憩所は、大きなプレハブ小屋のようになっていた。 棟は十程あって、すべて二階建てになっていた。 美桜は、趙五穀に連れられて、二番棟の方に入って行くと、そこは雑魚寝をしたり、雑談をしたりと日本人たちでごった返していた。 趙としては、上官の大切な連れである美桜に、不自由はさせら...

  • 新連載小説『ゴシップ・レディ』第1話

    巨大な隕石が、地球に迫ってきている。 ナサの発表によると、あと十五年で、その隕石は地球に到達する。 そうして私たちは滅亡するのだという。 世界は、混乱の中に落ちるかと思われた。 しかし、この中途半端な十五年という数字のお陰で、今のところ、みんな、普通の日常生活を送っている。...

  • 小説『私、日本、守ってます!』第8話!

    祖父が、脳梗塞で倒れた……。 幸い、気を失って倒れた時に、家族がすぐに見つけ出したおかげで命だけは保たれた。 私は、白い寝台に横になる祖父の両手が、まるでリストカットしたみたいに傷つき、えぐれ、悲しみに赤くなっているのを見て、涙が止まらなかった。 「お爺ちゃん……。自分の人...

  • 短編小説『母に贈る、愛の花束』

    昭和二十二年、戦争で生き残った親戚一同が岡山の祖父の実家に会して、お互いの近況を話し合った。 私は当時、まだ八つで、貧しい田舎暮らしの祖父の家に預けられて、毎日、学校にも通えないほどに、こき使われていた。 朝は、牛の世話に三時に起き、昼は昼でその祖父の飯を焚き、同時に愛人に...

  • 小説『うちら、花の革命組!』第4話!!

    一週間後のその日、美桜は正式に軍からの要請で、西京極にあるキャンプ・キョウトに訪れていた。 ここは、昔、西京極競技場があった場所で、今はすっかりと軍用地へと様変わりし、高い塀が立ち並ぶ物々しい雰囲気に包まれていた。 百年前の大震災の際に、わりかし被害の少なかった京都は、その...

  • 小説『私、日本、守ってます!』第7話!!

    海をただよう一隻のボート……。 そのボートには時には、人が乗っていないことがあるようで。 私が銚子港沖に巨大な女子高生として現れて以来、きも試しだなんだって沖まで出て、結局、そのまま還らなくなる船が横行した。 祖父も、なんとか日本列島を守りながら、そういう人たちを救助しよう...

  • 小説『私、日本、守ってます!』第6話

    誰も居ない廊下の隅……。 窓から覗く青い空。 加瀬くんが、階段の手すりにもたれ掛かって、静かに私の方を振り向いた。 「お前、電話で言ってた事、本当なのか……?」 私は、階段の上に居るから、いつもよりも加瀬くんの背が低く見える。 しかし、どう見ても威圧されているのは私の方だっ...

  • 小説『うちら、花の革命組!』第③話

    美桜の馴染みの客である中国人の男は、多くて週三回、夜の一番静かな時に通って来る。 妻子もあって、軍の中間管理職の地位についている彼は、いろいろとストレスが溜まって仕方がない時など、青白い顔をしてジープを走らせて来るのだ。 その日も、四条大橋の入り口に、車を不法駐車すると、怒...

  • 連載小説『うちら、花の革命組!』第2話

    日本に超巨大型の地震が、近々発生することは、懸念材料として何十年前から、専門家の中でも、そうして国の有識者会議でも話し合われて来た。 しかし、政府は、これといって柔然たる対策を取る事もできぬまま、その日を迎えた。 それは、昼の十二時十一分……時計の針が俄かに揺れたのを官邸に...

  • 小説『私、日本、守ってます!』第5話

    翌朝、私はどんよりと暗い気分でテーブルに出された焼き魚を突いては、ぽろりと落とし、突いては、ぽろりと落とすといった自分でも心ここにあらずという風にひとつ息をついた。 「なんえ。ため息なんかついて……。なんかあったん?」 あたたかいみそ汁を、台所から運んできてくれた母が、辛気...

  • 連載小説『うちら、花の革命組!』第1話

    日本列島が南海トラフ大震災の被害にあって、壊滅し、百年が経とうとしていた。 国としての機能を大きく削がれた日本国は、一時、アメリカの保護下にあったが、そのアメリカも中国などのアジアの台頭によって、防衛条約を一方的に破棄し、その後は、中国が主導にかつての日本国はアジアの国々の...

  • 世界で一つだけの物語。

    どうも、置かれた場所で咲いています。永倉です。🌸(´・ω・`)🌸 高校生の頃、ピュア過ぎた僕は、友だちのK君から、 「俺、ボンジョビの曲作ってるんだけど、お前、詞を書いてくれよ」 と、騙され、無償で詞を書き続けたことがありました。 今思うと、音楽活動をしていた彼が、詞を...

  • 小説 『私、日本。守ってます!』第④話

    国守家の広い庭の一角に武道場があった。 今年八十歳になる祖父は、そこでいつも国家安寧のために、縦十メートル、横二十メートルの巨大な日本地図を相手にあれやこれやと動き回っている。 弓道でもするのかと思うような厳かな袴姿で、毎日、日本国に訪れる脅威をひとりで、撃ち落としているの...

  • 胸を掻きむしるほどの、屈辱。

    毎日、毎日、苛立つ人がそばに居ると、心が波立って正常ではいられなくなります。 (`・ω・´)👹 しかし、それをグッと呑み込んで生きていくのも、また修業……。 元々、耳が敏感な永倉は、生活音一つとっても近所に迷惑をかけていないかと気になるのですが、ひとりで生きているわけでは...

  • 小説 『私、日本、守ってます!』第③話

    太平洋沖、やく三十キロ地点。 その日、サンマ漁の解禁日に伴い、漁船、第二万福丸は、意気揚々と皆に見送られて港を出た。 船長の魚島平八郎は、この日のために三日も前から、地元の神社に手を合わせて待って、漁の成功を祈った。 年々、サンマの漁獲量が減って、仲間の漁師も三分の一が廃業...

  • 感謝状 読者様へ。('ω')

    いつも、たくさんの方に、このブログを読んでいただき本当に有難うございます。 引きこもり人間、永倉は、いつもポジティブ発言ばかりしていますが、実は極度の怖がり。 (´・ω・`) 感謝の言葉も、どうやって伝えればいいのか、わからない不器用人間なので、皆さまに、どのようにして、日...

  • ほぼ毎日小説 『私、日本、守ってます!』第二話

    「加瀬くん……。ちょっと、来てほしいんだ」 或る日の放課後、私は、彼を廊下の隅に呼び出した。 彼は、いつものように涼しい顔をして、 「何……?」 と、耳につけたイヤホンを取りながら、私についてきた。 夕焼けが、眩しいほどに窓に反射して、彼の顔を白く隠した……。 私は、最初も...

  • ほぼ毎日小説 『私、日本、守ってます!』第一話

    社会の授業は、命を脅かすから嫌いだ……。 白いカーテンに囲まれた保健室のベッドで、ほとんどふて寝しながら、私は一度寝返りを打った。 天井を見上げると、細かく網目模様になっているのが分かる。 私は、その網目模様をあみだくじにして目をギョロギョロ動かし、そうして行き止まりになっ...

  • 詩 『少女の旗』

    その少女は、たがために鐘を鳴らして 世界に六つの警鐘を響かせた。 命を、粗末にしないでください……。 愛を、ざれごとと捨てないでください……。 友と分かち合った毎日を忘れないでください……。 自分を生み育てた親を、恨まないでください……。 真実を見極め、嘘をあらためてくださ...

  • 小説 『猫の働き方改革』

    「お父さま、また、ネコを虐めているのですか? おやめなさいよ! 可哀そうでしょうに……」 水彩画家、島岡長次郎が庭先でネコの頭にキンカンを乗せて遊んでいると、娘の真智子がそれを窘めた……。 近頃のネコは辛抱強くて、キンカンを頭に乗せられてもしょんぼりしないから良かった。 「...

  • 詩 『生きてこそ、人生』

    朝目が覚めて、そこにまどろみが無かったら、 僕は、眠った気などしなかっただろう。 洗面所の蛇口をひねって、1オンスの水の確保する。 近頃では、その価値も疑わしいものだ。 君が志願兵として、大空高く、エンジン音をたなびかせているころ あの娘は、君の子供を流産した。 君のマネを...

  • 小説 京都慕情 第一章

    その人は、蝶のように、そっと僕の前に現れた。 父が、肺の病で死んだ翌日、僕は、雨の中を傘もささずに、山の火葬場の前で、遺体が煙突の煙に乗って、霞になるのをじっと見ていた。そんな時、ふいに誰かの影が僕の体と重なり、はっとして振り返ると、その人が自分に雨がかかるのも厭わずに、僕...

  • 永倉洋介の正体。ダ・ヴィンチの謎に挑む。

    どうも、引きこもり過ぎて、膝が痛い、永倉です。(´・ω・`) 普段、僕は、小説を書いたり、ブログを更新したりして、社会復帰への足掛かりを模索しているのですが……。 実は、他にも実践していることがあります。 それは、 レオナルド・ダ・ヴィンチの絵画の謎を、解き明かすことを目的...

  • 小説『愛は狂気をこえて』

    「この世で、どうして男と女が愛し合うのか……。君を見ているとその答えが分かるような気がするよ?」 沢村はよく冗談半分でそう言って私を口説いてきた。 此方が初な娘であるのを揶揄うのが彼の普段のやり口であって、決して本気で私を胸に抱く気など無いのだろう……。 それでも、大学のサ...

  • 詩「素直に生きるだけで」

    このろくでもない世界でただひとつだけ 君の笑顔だけが救いだった そう ありのままの自分で居られる唯一の魔法だった 地面を見れば無数の悲しみ 歩くのも邪魔になるほどなのに 君はそれでも僕に逢いに来てくれた 素直に生きていれば 良いことが起こる 瞼を閉じることだって惜しいくらい...

  • 小説「ヒーローは、生きていた」

    目の前で、人が空を飛んで行った。 サラリーマン風のその人は、ついさっきまで戸倉の目の前でケータイで人と話し込んでいた。 「何だか雲行きが怪しくなってきましたね? これじゃあ、飛んじゃいますよ……」 何てことを言っていたと思ったら、本当に、彼の目の前で飛んで行ったのである。 ...

  • うつ病に、負けない僕なりの方法。

    こんばんは。永倉でございます。 小説を書いて読んでいただくブログなのに、 中々、前に進まず、苦戦しております。(*´Д`) 僕は、前のブログで書いた通り、うつ病で苦しんできた経緯があるのですが、 どうしても、ダメ!って時は、自分の中で決めている『パワーワード』を心の中で唱え...

  • 僕たちに、バッドエンドはない。

    小説家をめざして、一年半あまり。 最初は、書いた作品を人に見せても……。 「何だか、難しくて疲れちゃった……(=_=)」とぐったりさせていました……。 一般にして、小説を書く前に、あらかじめ、物語の設計図のようなものをこしらえておくのですが……。 僕は、何故か、その設計図通...

  • 今日という日が、素敵になるには?

    人生をうまくコントロールして、なるべく笑顔で過ごしたいものです。(*^▽^*) しかし、ふとした時に、昔の失敗や、誰かに言われた何気ない一言を思い出して、心が苦しくなったりしませんか?(´・ω・`) 僕は、最近、あることを実践して、少し心が楽になりました。 それは。 「人生...

  • ノーベル文学賞を受賞するための会議室。

    こんにちは。 永倉洋介でございます。 このブログを開設するにあたり、テーマとなっている「ノーベル文学賞」という賞。 この賞を受賞するには、はて? どうすれば良いか……? それを考えた時、僕の心の師匠である「千代ちゃん」からこんな言葉をいただきました。 「みんなから愛される小...

  • 小説「千代の四季」その②

    京都の人は、錦天満宮を錦の天神さんと呼ぶ。 面白いのは鳥居の両側は民家の壁に完全に入り込んでしまっている。 民家の中に入ると、石の鳥居の端っこが家の中で触れられるので実際にその石の材質などの湿り気が手に取るように分かるらしい。 白い提灯明かりの鳥居をくぐると、右手に手水舎、...

  • うつ病との戦いの中で

    普段、僕は、ほとんど、ぐったりした状態で、鬱々とした毎日を送っているのですが そんな私も、やらねばならぬ! と奮起する瞬間があります。 それは、ずばり! 「自分よりも、面白い小説を書いている人が、この世界にはたくさんいるものだ」 と、実感する時です。 そんな時は、日頃、(´...

2020年6月

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