休業中の空き巣にご用心 減る人の目、静岡県警「自主対策を」
新型コロナウイルス特措法に基づく緊急事態宣言の対象地域拡大で静岡県や市町が飲食店、遊興施設などへの休業要請に踏み切る中、休業中の店舗を狙った空き巣被害の発生が懸念されている。特に繁華街はこれまで、夜間も人通りが絶えなかったため、防犯意識の希薄な店もあるという。県警は「警察も警戒するが、自主的な対策にも努めてほしい」と強調する。 数十軒以上の居酒屋やカラオケ店が密集する浜松市中区の「有楽街」。市の休業要請期間が始まる25日を待たずに休業に入った店舗も多く、通行人はまばら。休業中の飲食店の男性経営者(42)は「いつも人の目があり、泥棒の対策を深く考えたことはなかった」と頭をかく。 入り口に警備会社…
2020/04/30 00:00