なんとなく投資活動

市場予想を下回る伸びとなった第1四半期米GDPを受けて軟調だった米国株式市場に対して反発上昇となった東京株式市場。

昨晩25日に米商務省が発表した2024年第1四半期国内総生産(GDP)速報値は年率換算で前期比増となったものの伸びは市場予想を下回り、前四半期から大幅鈍化と2年ぶりの低い伸びとなった。個人消費の伸びは縮小し、輸入増加に伴い貿易赤字が拡大した。インフレ加速も示されたこと

2024/04/26 16:42

週内の経済指標の発表を前に動きの少なかった米国株式市場に対して日銀金融政策決定会合を前に大幅安となった東京株式市場。

昨晩24日、米商務省が発表した3月米耐久財受注統計では民間設備投資の先行指標とされるコア資本財受注は市場予想通りの前月比増加となったものの2月分は下方修正され、企業の新規設備投資が第1四半期に鈍化した可能性が示唆された。専門家はこの統計結果は明日発表される第1

2024/04/25 16:52

好調な決算銘柄に支えられて堅調だった米国株式市場を受けて大幅続伸となった日経平均株価、小幅反発に留まったグロース250指数。

昨晩23日、今週の日銀金融政策決定会合を控え、日本政府の円安抑制に向けた介入が警戒されている中で、円がドルとユーロに対し下落する流れとなった。ドル円では34年ぶりの高値水準を推移しており、専門家は今週25~26日に開催される日銀金融政策決定会合で円の一段安を防ぐた

2024/04/24 15:56

堅調に推移した米国株式市場を受けて小幅続伸となった日経平均株価、そして小幅反落となったグロース250指数。

今月初めに発表された3月消費者物価指数(CPI)が予想を上回ったことから市場では米連邦準備理事会(FRB)が高水準金利を予想よりも長期間維持するとの観測が高まっており、昨晩22日の外為市場では主要通貨に対するドル指数は小幅上昇となった一方で、円に対するドルは34年ぶりの

2024/04/23 18:20

中東情勢の緊迫化から警戒売りに押されて大幅下落となった先週末の相場に対して大幅反発となった東京株式市場。

先週末の東京株式市場ではイスラエルがイランを攻撃したとの報道を受けて主要株価指数はいずれも大幅下落となった。先週末の日経平均株価は前日比1000円を超える大幅安となり、グロース250指数は前日比3.2%を上回る下落となった。こうした状況の中で週明けの今日22日の東京株

2024/04/22 17:35

半導体受託製造大手の需要見通しの下方修正と中東情勢の緊迫化から大幅安となった東京株式市場は好材料待ちか。

先週の東京株式市場では日経平均株価は5営業日中4営業日で下落となり、週足では前週比2455円安の大暴落となった。先月22日に41087円で最高値を付けた日経平均株価はその翌営業日から売りに押されて下落し始め先週末時点では日足では75日移動平均線およびボリンジャーバンド-2

2024/04/21 19:14

当局者らの利下げ慎重姿勢が相次ぎ利下げ開始時期の後ずれ観測の高まりから大きく下げたNASDAQ指数と買い戻されたダウ平均株価。

昨晩19日には米シカゴ地区連銀総裁は力強い労働市場の中、インフレ低下ペースは今年に入り停滞しており、米連邦準備理事会(FRB)の現在の景気制約的な政策は適切との見解を示した。最近のインフレ関連指標で市場予想を上回る上振れについては看過できないとし、米国経済の力強

2024/04/20 20:59

利下げ時期の後ずれ観測が高まり低調な相場となった米国株式市場に加えて、中東情勢の緊迫化を伝える報道を受けて大きく下げた東京株式市場。

昨晩18日、米労働省が発表した週次新規失業保険申請件数は前週からほぼ横這いとなり、引き続き低水準で推移しており労働市場の堅調さが継続していることが示された。専門家は企業の従業者の解雇は非常に少なく解雇よりもむしろ採用抑制によって労働市場の調整がもたらされる

2024/04/19 20:12

米地区連銀経済報告ではインフレ低下ペースの鈍化が指摘されて利下げ開始時期の後ずれ観測が高まり軟調となった米国株式市場に対し反転上昇となった東京株式市場。

昨晩17日、米連邦準備理事会(FRB)が公表した地区連銀経済報告では経済活動は12地区のうち10地区でわずかな経済成長が見られたとし経済見通しは慎重ながらも楽観的であるとされた。全般的に物価上昇ペースは控えめだとされたものの6地区ではエネルギー価格の緩やかな上昇が見

2024/04/18 20:37

予想を上回るインフレ指標について必要な限り金利を据え置くとするFRB議長の発言を受けて軟調な相場となった株式市場。

昨晩16日、米連邦準備制度理事会(FRB)議長はインフレについて昨年末には速いペースで鈍化したが、その後の鈍化ペースは緩やかで大きな進展が見られないとし、インフレ率がFRBの目標とする2%に向かって継続的に低下するという確信を得るにはより長い時間を必要とするとの見解

2024/04/17 18:44

予想を上回る米小売売上高を受けて利下げ開始時期の後ずれ観測が強まったほか、中東情勢の緊迫化から軟調な相場となった。

昨晩15日には先週末にイランがイスラエルに向けて無人機やミサイルを発射したことから中東情勢が緊迫化、周辺の石油産油国に及ぼす影響が懸念され、エネルギー価格が急騰が警戒されている。こうした中で昨晩米商務省が発表した3月小売売上高は前月比増となり、市場予想を上回

2024/04/16 18:14

中東情勢の緊迫化が警戒されて売り優勢で取引を開始した東京株式市場だったが先週末比小幅安も陽線で引けた日経平均株価。

先週末の米国株式市場では中東情勢の緊迫化を嫌気した売りが先行し主要株価指数はいずれも大幅安の軟調な相場となった。先週末のダウ平均株価は前日比475円安の大幅反落となり、NASDAQ指数は前日比1.62%安の大幅反落となった。こうした状況の中、週明けの今日15日の東京株式

2024/04/15 18:31

市場予想を上回るインフレ関連指標の上振れから利下げ開始時期の後ずれ観測が強まる中、中東情勢悪化の警戒感が高まる相場となるか。

先週前半の米国株式市場では3月米消費者物価指数(CPI)の発表を控えて積極的な売買が控えられる状況となり軟調な展開が続いた。そして週半ばに発表された3月CPIは市場予想を大幅に上回る上振れとなり米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ開始時期の後ずれ観測強まったほか、年内

2024/04/14 19:25

中東情勢の緊迫化を受けて安全資産としての米国債に資金が流れた一方で大幅安となった米国株式市場。

昨晩12日、イスラエルはイランから政府目標が攻撃を受ける可能性があると複数の関係者が明らかにした。攻撃は早ければ今後48時間以内に行われることが予想されるとしており、こうした事態が実際に発生すればガザ地区における紛争地域の全面拡大が予想されており懸念が増して

2024/04/13 19:10

市場予想を下回る鈍化となった3月米卸売物価指数を受けて大幅反発となったNASDAQ指数を受けてギャップアップ陰線となった東京株式市場。

昨晩11日、米NY連銀総裁は経済情勢を踏まえれば、極めて近い将来に金融政策を調整する必要性はないとし、現時点では利上げは想定してないが、いずれ利下げが必要になるとの見解も示した。また米連邦準備理事会(FRB)は景気抑制的な政策でインフレ低下についてはかなり進展が見

2024/04/12 20:40

市場予想を上回る3月米消費者物価指数の上振れを受けて利下げ開始時期の後ずれ観測が広がり軟調な展開となった株式市場。

昨晩10日に米労働省が発表した3月消費者物価指数(CPI)は前年同月比上昇となり前月の上昇を上回る上昇となった。伸びは昨年9月以来の大幅な伸びとなり市場予想を上回った。ガソリンと住居費の上昇がCPIの伸びの半分以上を占めており、ヘルスケアや衣料品なども上昇したことが

2024/04/11 20:50

3月米消費者物価指数の発表を前に積極的な売買が控えられ小幅まちまちの展開となった株式市場。

昨晩9日は翌日10日に発表される3月米消費者物価指数(CPI)を控えて積極的な売買が控えられる相場となった。昨晩の外為市場では主要通貨に対するドル指数はほぼ横這いとなった。金利先物市場では米連邦準備理事会(FRB)が6月の利下げに着手する確率は5割台ではあるもの、前日よ

2024/04/10 18:16

先週末の市場予想を大幅に上回る雇用統計が材料となり軟調な相場となった米国株式市場に対して続伸となった東京株式市場。

先週末発表された3月雇用統計で非農業部門雇用者数が市場予想を大幅に上回る増加となったことから、市場では米連邦準備理事会(FRB)の利下げ開始時期が後ずれするとの観測が高まった。こうした結果に専門家はFRBの利下げは6月ではなく7月米連邦公開市場委員会(FOMC)で実施され

2024/04/09 18:23

強い米雇用統計から健全な米国経済が示唆され買い優勢となった米国株式市場を受けて大幅反発となった東京株式市場。

先週末に米労働省が発表した3月米雇用統計では非農業部門雇用者数は前月から市場予想を大幅に上回る上昇となった。また時間当たり平均賃金も前月から上昇となっており、極めて好調な労働市場を示唆する結果となった。こうした結果に市場では米連邦準備理事会(FRB)の利下げ開

2024/04/08 17:58

インフレ低下の鈍さを警戒するFRB高官の発言が相次ぐ中、堅調な雇用市場を示す経済指標の発表が続き、さらに地政学的なリスクの高まりから軟調な展開となるか。

先週末、米連邦準備理事会(FRB)理事は講演で堅調な労働市場を示唆する経済指標の発表が続く中で、インフレ率はFRBが目標とする2%に向けて低下し続ける可能性は高いとしつつも上振れリスクがなお存在しており、インフレ抑制に向けた進展が停滞するようであれば利上げが検討さ

2024/04/07 22:00

市場予想を大幅に上回る米雇用統計を受け経済の健全性が改めて認識され買いが優勢となった米国株式市場。

昨晩5日に米労働省が発表した3月米雇用統計では非農業部門雇用者数は前月から市場予想を大幅に上回る上昇となった。時間当たり平均賃金も前月から上昇となった。専門家は今回の米雇用統計は米連邦準備理事会(FRB)の政策緩和の緊急性を高めるものではないと指摘し、FRBの利下

2024/04/06 18:13

利下げについて慎重な姿勢をみせたFRB高官の発言やガザを巡る地政学的リスクが懸念され軟調な展開となった株式市場。

昨晩4日、米ミネアポリス地区連銀総裁は最近の堅調な雇用と強いインフレ関連指標を受けて3月米連邦公開市場委員会(FOMC)では年内2回の利下げを見込んだが、米国経済には大きな勢いがあり、インフレ率が予想を上回る状況が続いた場合、米連邦準備理事会(FRB)はフェデラルファ

2024/04/05 21:30

強い雇用やインフレ指標から利下げ開始時期の後ずれを示唆するFRB高官の発言から上値を抑えられた米国株式市場を受けて日経平均株価は反発、グロース250指数は小幅安となった。

昨晩3日、米連邦準備理事会(FRB)議長は最近の雇用とインフレ指標はいずれも予想を上回っており困難な道筋ではあるもののFRBの目標とする2%に向けてインフレは低下していくといった全体的な流れは変わらないと述べた。その上で力強い米国経済とインフレについての進展を踏まえ

2024/04/04 18:47

堅調な経済指標から利下げ開始時期の後ずれ観測が広がり軟調となった米国株式市場を受けて大幅安となった東京株式市場。

昨晩2日に発表された2月米雇用動態調査(JOLTS)では求人件数が高水準で堅調に推移した。こうした状況を受けて昨晩の外為市場では主要通貨に対するドル指数は一時は約5ヶ月ぶりの高値を付ける場面があったものの終盤では下落する流れとなった。また昨晩の米国債券市場では堅調

2024/04/03 18:30

市場予想を上回った3月ISM製造業景気指数からFRBの年内3回の利下げ観測が後退し、軟調な展開となった株式市場。

昨晩1日に米供給管理協会(ISM)が発表した3月製造業景気指数は市場予想を上回り2022年9月以来、1年半ぶりに活動拡大圏へと上昇した。生産の急回復と需要増が寄与したと見られている。雇用指数は依然として縮小圏を推移しているものの縮小幅は前月から減少した。一方で仕入れ価

2024/04/02 18:04

米国株式市場が休場だったことから、材料に乏しく新年度初日から大きく売られた東京株式市場。

先週末、インフレ基調を判断する上で米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ基調を判断する上で重視する2月米個人消費支出(PCE)統計では変動の大きい食品とエネルギーを除いたコアPCE価格指数は前年比上昇となった一方で伸び率は前月から低下し2021年3月以来の低水準となった。

2024/04/01 18:02

今週も雇用関連指標の発表がありFRBの今後の金融政策の手掛かりを得ようとして積極的な売買が控えられる展開が続くと見られる株式市場。

先々週末の22日に41087円で史上最高値を付けた日経平均株価は週明けの25日から下落する流れとなり先週末の終値では5日移動平均線およびボリンジャーバンド1σを僅かに割り込んだ40369円台で推移している。米国株式市場では米連邦準備制度理事会(FRB)の今後の金利政策について

2024/03/31 19:59

市場予想通りの2月PCE価格指数や利下げについて慎重姿勢を見せるFRB議長の発言から来週も上値が抑えられる展開が続くと見られる米国株式市場。

昨晩29日には今後の米連邦準備理事会(FRB)の金融政策について手掛かりを得ようとして多くの投資家が注目していた2月米個人消費支出(PCE)価格指数が米商務省から発表された。PCE価格指数は前年同月比上昇となり事前のエコノミスト予想との一致となった一方で前月比ではエコノ

2024/03/30 21:14

FRB理事の利下げに対する慎重姿勢や強い経済指標を受けて軟調となった米国株式市場に対して堅調に推移した東京株式市場。

27日遅くに米連邦準備制度理事会(FRB)理事は最近のインフレ関連指標を受けて年内の利下げ回数を減らすか、さらに先送りするのが適切だとの認識を示した。そして利下げに踏み切る前にインフレ率が2%目標に向けた持続的な道筋にあるとする数ヶ月分のインフレデータを確認すべき

2024/03/29 21:01

2月米PCEの発表を待つ中、米国債利回りの低下に伴い堅調に推移した米国株式市場に反して軟調な展開となった東京株式市場。

昨晩27日の外為市場では円が下落となり1990年以来の安値に落ち込んだ。金融庁と財務省、日銀幹部らは足元で投機的な動きを背景に円安が進んでいるとの共有認識を示し、日本政府として為替動向を注視し、行き過ぎた動きには介入の用意があると示唆したことから円は持ち直す場

2024/03/28 21:00

2月米PCE価格指数発表を前に軟調となった米国株式市場を受けて日経平均株価は上昇、グロース250指数は下落とまちまちとなった。

昨晩26日の金融市場では今後の米連邦準備理事会(FRB)の金融政策について新たな手がかりを得るために今週発表が予定されているの2月米個人消費支出(PCE)価格指数が注目されている中、昨晩の外為市場では主要通貨に対するドル指数は小幅上昇となった。一方で円ドル相場では1990

2024/03/27 18:03

今週発表のPCE価格指数で今後の金融政策を見極めたいとする動きから小幅安となった株式市場。

先週末、ウクライナがロシア国内の主要製油施設を標的したことからロシアの原油処理量が減少したとされている一方で、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成するOPECプラスが来週の会合で現行の産油抑制措置を維持するとの観測が広がり、昨晩の原油先物相場は4営業日ぶり

2024/03/26 18:45

先週末の小幅まちまちとなった米国株式市場を受けて軟調な展開となった東京株式市場。

多くの投資家が注目した先週の3月米連邦公開市場委員会(FOMC)会合では米連邦準備理事会(FRB)は市場予想通り5会合連続で政策金利の据え置きを決定した。一方で、最近相次いで発表された市場予想を上回る強いインフレ関連指標にもかかわらず、参加者のほとんどが2024年の0.75%

2024/03/25 18:53

マイナス金利解除と17年ぶりの利上げに動いた日銀の決定に大きな影響がなかった株式市場は今週には方向性がはっきりするか。

先週は日本での日銀金融政策決定会合に続き、米国での3月米連邦公開市場委員会(FOMC)会合と重要イベントが続いた。日銀の金融政策決定会合ではマイナス金利解除、イールドカーブコントロール(YCC)の撤廃、上場投資信託(ETF)の買い入れ終了など17年ぶりの利上げへと舵を切った

2024/03/24 19:04

3月FOMC会合前の1週間で巨額資金が米国株式市場から流出したことから天井が近いとする声も多いが、会合後に再び買い戻しも入ってきており伸びしろは残っているとする声もある。

昨晩22日の外為市場では主要通貨に対するドル指数は上昇となった。堅調な米国経済を示唆する経済指標の発表が相次ぐ中、今週にはスイスの中央銀行であるスイス国立銀行が予想外の利下げに踏み切ったことなどを受けて、金利の高いドルで資産運用する流れが高まったことからド

2024/03/23 18:10

前日のFOMCで年内3回の利下げが示唆されたことに加えて半導体関連銘柄に買いが入ったことから前日比小幅高となった米国株式市場を受けて小幅まちまちとなった東京株式市場。

昨晩21日、 英国の中央銀行であるイングランド銀行は政策金利を約16年ぶりの高水準である5.25%に据え置いた。総裁は物価上昇圧力が抑制されているとのさらなる確信を深める必要はあるものの、インフレ減速を示す兆候が見られており、利下げを開始する段階ではないが状況は正

2024/03/22 18:47

強いインフレ関連指標が続いたにもかかわらず、3月FOMC会合で年内3回の利下げが示唆されたことから買いが優勢となり大幅高となった株式市場。

昨晩20日までに開催された3月米連邦公開市場委員会(FOMC)会合では米連邦準備制度理事会(FRB)は市場の大方の予想通り主要政策金利を据え置くことを決定した。決定は全会一致とされており金利据え置きは5会合連続となった。そして利下げについてはFOMC参加者の予測中央値によれ

2024/03/21 18:09

3月FOMC会合の結果発表を控えて売買が控えられる中で米半導体大手の半導体製品の発表が材料となり、堅調となった米国株式市場。

昨晩19日、前日から開催されていた金融政策決定会合では日銀はマイナス金利の解除、イールドカーブコントロール(YCC)の撤廃、上場投資信託(ETF)の新規買い入れの停止などを決定した。日銀が政策金利を引き上げるのは17年ぶりとなり金融政策の正常化に向けて大きな一歩を踏み

2024/03/20 20:05

事前予想通りの日銀の金融政策決定会合の結果を受けてアク抜け上昇となり、小幅続伸となった東京株式市場。

今後の金融政策を推し量る上で米連邦準備理事会(FRB)が今週開催する3月米連邦公開市場委員会(FOMC),が注目されており、また昨日から開催されている日銀金融政策決定会合ではマイナス金利解除が決定されるかどうかがに注目が集まっており、昨日18日の米国金融市場では積極的な

2024/03/19 18:20

日銀金融政策決定会合でマイナス金利解除決定でも極端な引き締めには向かわないとする見方から買い優勢となった東京株式市場。

先週発表された 2月米消費者物価指数(CPI)では変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数は前月に続き、市場予想を上回る伸びを示した。さらに、その後発表された2月米生産者物価指数(PPI)も市場予想を上回る伸びとなり、米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ開始時期が後ず

2024/03/18 17:58

日米の金融政策会合を控えて警戒感から売りに押される軟調な相場となった株式市場は今週後半に方向性が定まるか。

先週発表された2月米消費者物価指数(CPI)では変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数は前月に続き、市場予想を上回る伸びを示した上、その後発表された2月米生産者物価指数(PPI)が市場予想を上回る伸びとなった。こうした一連のインフレ関連指標の予想外の伸びは米連邦

2024/03/17 18:01

米国経済の安定さを示す経済指標の発表からFRBの年内の利下げ回数予想が低下し、引き続き売りに押された米国株式市場。

昨晩15日に米ミシガン大学が発表した3月消費者信頼感指数は2月から小幅低下となった。1年先期待インフレ率は横這いとなり、5年先期待インフレ率も4ヶ月連続の横這いという結果となった。こうした結果に専門家は消費者は景気の先行きに中立的な見通しを持っており、長期的な

2024/03/16 18:58

昨晩発表された強い経済指標からFRBの利下げ開始時期の後ずれ観測が高まり軟調となった米国株式市場を受けて弱い展開となった東京株式市場。

昨晩14日、米労働省が発表した2月米卸売物価指数(PPI)は前年同月比上昇、前月比上昇となり、市場予想を大きく上回った。エネルギーと食料品を除いたコア指数も前月比上昇と市場予想を上回る結果となり、インフレ圧力の根強さが示唆された。また同日、米労働省が発表した週次

2024/03/15 19:17

今週発表される米経済指標が注目され、小幅な値動きとなった米国株式市場を受けて、小幅まちまちとなった東京株式市場。

前日12日に米労働省が発表した2月米消費者物価指数(CPI)はガソリンや住居費の上昇を受けて前年同月比で上昇、さらに前月比で上昇となり伸びが市場予想を上回る加速となった。こうした結果を受けて市場では米連邦準備理事会(FRB)の利下げ開始時期が後ずれするとの観測が広がり

2024/03/14 17:55

市場予想を上回る2月米CPIの伸びにもかかわらず堅調に推移した米国株式市場に対して、ほぼ寄り天と軟調に推移した東京株式市場。

昨晩12日に米労働省が発表した2月米消費者物価指数(CPI)は前年同月比の上昇率が市場予想を上回り、エネルギーと食品を除くコア指数の前年同月比の伸びは1月から鈍化したが市場予想を上回る結果となった。こうした結果を受けて米連邦準備理事会(FRB)が利下げを開始する時期が

2024/03/13 18:25

指標発表を前に小幅推移となった米国株式市場を受け、下落して寄り付いたものの陽線で引けた日経平均株価、グロース250指数。

昨晩11日には来週18~19日に開催される日銀金融政策決定会合でマイナス金利政策を解除するとの観測が高まり、昨晩の外為市場では対ドルで円は上昇となり4営業日連続での上昇となった。専門家は市場では日銀がマイナス金利政策の解除は4月会合とする見方が強かったが、3月に前

2024/03/12 18:51

半導体関連銘柄の利確売りから軟調な展開となった米国株式市場を受けて大幅続落となった東京株式市場。

先週末に米労働省が発表した2月米雇用統計では非農業部門雇用者数は前月比増加となり市場予想を上回った一方で過去2ヶ月の雇用増加数が下方修正されたほかに失業率が約2年ぶりの水準に上昇した。専門家は非農業部門雇用者数が増加した一方で賃金の伸びが鈍化し米連邦準備理事

2024/03/11 17:49

半導体関連銘柄の下落を受けて軟調な相場となった米国株式市場を受けて売り優勢で取引が開始されると見込まれる週明けの東京株式市場。

先週7日の前場序盤で40470円台で最高値を更新した後は利確売りに押されて日中で900円を超える下落幅となった日経平均株価は、その日の終値では39590円台で大陰線を付けて取引を終えた。そして日経平均株価が40000円の大台超えて初めて迎えたメジャーSQ日の先週末8日の日経平

2024/03/10 20:01

強弱まちまちの内容となった2月米雇用統計を受けてFRBの6月利下げ開始観測が高まったものの利確売りが優勢となり軟調な相場となった米国株式市場。

昨晩8日に米労働省が発表した2月米雇用統計では非農業部門雇用者数は前月比増加となり市場予想を上回った。しかし同時に過去2ヶ月の雇用増加数が下方修正されたほかに失業率が約2年ぶりの水準に上昇したことから労働市場の減速が進みつつあることが示唆された。専門家は非農

2024/03/09 18:46

昨晩のFRB議長の発言はハト派的と受け止められ年内利下げ観測が高まり堅調となった米国株式市場に対して軟調だった東京株式市場。

昨晩7日、米連邦準備理事会(FRB)議長は米国議会上院銀行委員会の公聴会でFRBは景気抑制的な政策について雇用市場に与える影響を認識しているとする一方で、インフレ率が持続的に2%目標に向かっているとの確信が得られるのを望んでいると述べた。そして継続的に低下するインフ

2024/03/08 20:59

FRB議長の議会証言を受けて年内の利下げ開始観測が強まり堅調となった米国株式市場に反して大幅下落となった東京株式市場。

昨晩6日、米連邦準備理事会(FRB)議長は米国議会下院金融サービス委員会の公聴会で米国経済に何らかの景気後退に陥る根拠はないとした上で、インフレ率が2%目標に向けて低下し続ける中でも経済が成長しており、低失業率を維持するといったいわゆる経済のソフトランディングの

2024/03/07 19:01

米非製造業関連指標の鈍化から大幅続落となった米国株式市場を受けて小幅安の日経平均株価、大幅続伸となったグロース250指数。

昨晩5日、米供給管理協会(ISM)が発表した2月非製造業総合指数は前月から低下となり市場予想も下回った。新規受注指数は前月から上昇し、昨年8月以来の高水準を付けた一方で雇用指数は低下し、新規受注が増加する中、非製造業部門の雇用増とはなっていないことが示唆された。

2024/03/06 18:16

今週の多くの重要イベントを控えて様子見ムードが広がり小幅安となった米国株式市場を受けて小幅まちまちとなった東京株式市場。

今週、米連邦準備理事会(FRB)議長が米国議会で証言を行うほか、2月米雇用統計の発表などの重要イベントを控えて、昨晩4日の金融市場では様子見ムードが広がる状況となった。こうした状況に加えて昨晩の外為市場では欧州中央銀行(ECB)理事会、英国の予算編成方針などのイベン

2024/03/05 18:07

先週末の堅調な米国株式市場を受けて買いが優勢なった東京株式市場では日経平均株価は40000円の大台を超えた。

先週末、米供給管理協会(ISM)が発表した2月製造業景気指数は1月から悪化し16ヶ月連続の景気縮小域での推移となった。また同日、米ミシガン大学が発表した2月消費者信頼感指数確報値は速報値から予想外に下方修正された。こうした状況を受けて先週末の米国債券市場では米連邦

2024/03/04 18:00

今週はFRB議長の金融政策についての議会証言が控えており、週前半はFRB議長の発言を見極めようと様子見ムードが続くと見られる米国株式市場。

先週末には米連邦準備制度理事会(FRB)高官らの発言が相次ぎ、多くの投資家は今後のFRBの利下げ開始時期について手掛かりを得ようとして、これらの発言に注目した。ダラス連銀総裁は銀行の流動性ニーズを満たすのに十分な準備金の水準がどの程度なのか明確でないためFRBがバラ

2024/03/03 20:27

米国景気関連指標の悪化から米国債利回りが低下したことを受けて人、工知能関連ハイテクテクノロジー銘柄を中心に買いが入り堅調に推移した米国株式市場。

昨晩3月1日、米供給管理協会(ISM)が発表した2月製造業景気指数は1月から悪化となり市場予想を下回り、16ヶ月連続の景気縮小域での推移となった。先行指標となる新規受注指数や生産指数もいずれも1月から悪化となり金利上昇による借り入れコストの増加により消費需要が低迷し

2024/03/02 21:17

1月PCE統計発表を受けてFRBの利下げへの期待が高まり堅調に推移した米国株式市場に対して大幅高となった日経平均株価と大幅安となったグロース250指数。

昨晩29日に米商務省が発表した1月個人消費支出(PCE)価格指数は前年同月比上昇となったものの伸びは前月から縮小し2021年2月以来の低さとなった。一方で米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ判断を行う上で重視するPCEコア価格指数では前月比伸びはここ1年での最大となった。

2024/03/01 19:11

月末のポジション整理による売りの影響を受けて軟調だった昨晩の米国株式市場を受けて、前日比マイナスとなるも買い戻しが顕著だった東京株式市場。

昨晩28日に米商務省が発表した2023年第4四半期の実質国内総生産(GDP)改定値は年率換算で前期比増となったが速報値からやや下方修正された。民間在庫投資の下方修正となったものの、米国経済活動の6割以上を占める個人消費は上方修正され、景気の底堅さを改めて示唆した。また

2024/02/29 17:09

1月PCE統計を控えて前日比ほぼ横這いとなった昨晩の米国株式市場を受けて小幅まちまちの展開となった東京株式市場。

昨晩27日、米商務省が発表した1月耐久財受注は前月比減となり2020年4月以来最大の落ち込みとなった。民間航空機の受注急減が下押し要因となったと見られている。また設備投資の目安とされるコア資本財がマイナスだった昨年12月から増えておらず、先行きが不透明感が続く中、

2024/02/28 19:04

FRBの利下げ開始時期の手掛かりを得ようと経済指標の発表を待つ姿勢から小幅に留まった米国株式市場に対して大幅続伸となったグロース250指数。

今週発表予定の米耐久財受注、1月米個人消費支出(PCE)価格指数は米連邦準備理事会(FRB)の利下げ開始時期について手掛かりを得るために多くの市場投資家に注目されている。こうした中で昨晩26日に米商務省が発表した1月新築一戸建て住宅販売戸数は年率換算で前月比増となった

2024/02/27 18:11

先週末のまちまちの展開となった米国株式市場に反していずれの株価指数も堅調な上昇となった東京株式市場。

先週末の米国株式市場では前日の人工知能(AI)関連銘柄への買いによる大幅上昇から引き続き買いが優勢となる展開となるも終盤には利確売りに押され、ダウ平均株価は前日比62ドル高の小幅続伸となりNASDAQ指数は前日比0.28%安の小幅反落とまちまちの展開となった。こうした流れ

2024/02/26 17:51

好業績を叩き出した米国の人口知能関連半導体大手を中心にブームにのる半導体関連企業は今後も注目か。

先週末の東京株式市場では日経平均株価は39000円の大台を突破して34年ぶりに史上最高値した。先週末の日経平均株価は前日終値から240円近く上昇して5日移動平均線僅か下の38500円近くで取引を開始した。そして前場寄り付き直後から買いが優勢となり株価は上下を繰り返しなが

2024/02/25 20:32

好調な見通しを発表した人工知能関連半導体大手銘柄の大幅上昇に連れ高した米国株式市場は利確売りに押されて軟調な展開となった。

昨晩23日の外為市場では米連邦準備理事会(FRB)の利下げ開始の予想時期の後ずれ観測から上昇を続けていた主要通貨に対するドル指数は上昇一服感が出ており、ほぼ横這いとなった。今週公表された1月米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録において金融当局者の多くが早期の利下げに

2024/02/24 19:55

AI関連半導体大手の好調な業績と見通しを受け、AI関連企業を中心に買いが入り大幅上昇となった米国株式市場。

昨晩22日に全米リアルター協会(NAR)が発表した1月米中古住宅販売戸数は年率換算で前月比増となり昨年8月以来の高水準となった。住宅ローン金利低下が買い需要を支えたとされ、住宅供給不足が続く状況となっている。先日発表された1月米消費者物価指数(CPI)の伸びは住居費の上

2024/02/23 20:19

FOMC議事要旨公開後も6月利下げ開始予想は維持された中、AI関連米半導体大手の決算発表を前にして小幅な値動きに留まった米国株式市場。一方で史上最高値を更新した日経平均株価。

昨晩21日に米連邦準備理事会(FRB)が公表した1月30日~31日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、政策担当者はインフレ率を2%目標に戻すために景気制約的な金融政策を維持する期間についての不確実性を強調しており、大半の政策担当者が早期利下げに対するリスクを指摘し

2024/02/22 18:45

21日公表のFOMC議事要旨に注目が集まり様子見姿勢が強まり軟調な展開となった米国株式市場を受けて続伸となった東京株式市場。

昨晩の米国金融市場は今晩米連邦準備理事会(FRB)が公表する1月米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨に注目しており、様子見ムードが広がる内容だった。こうした中、昨日中国政府が低迷する不動産市場の下支えのため住宅ローン基準金利を引き下げたことから、さらなる追加刺激

2024/02/21 18:08

米国株式市場が休場だったことから材料に乏しく、方向性がはっきりとしない展開となった東京株式市場。

昨晩19日の米国株式市場はプレジデントデーの祝日に伴い休場だったことから材料に乏しい中、今日20日の東京株式市場では主要株価指数は方向性がはっきりとしない展開となった。今日の日経平均株価は前日比106円安の小幅続落となり、グロース250指数は前日比0.04%安の小幅反落

2024/02/20 17:19

市場予想を上回る伸びとなったPPI統計を受けて軟調な展開となった米国株式市場に反して大幅続伸となったグロース250指数。

先週末に発表された1月卸売物価指数(PPI)の伸び率は市場予想を上回り根深いインフレ圧力を改めて示唆する形となった。こうした結果は米連邦準備理事会(FRB)が示唆している利下げ開始を急がない方針を改めて正当化すると見られ、先週末の米国株式市場ではFRBの早期利下げへの

2024/02/19 17:15

強いインフレ関連指標の発表が相次いだことから軟調な展開となった米国株式市場に反して大幅上昇となった日経平均株価、グロース250指数は今週も引き続き堅調となるか。

先週前半に発表された1月米消費者物価指数(CPI)は前年同月比で上昇となり、伸びは前月から鈍化したものの市場予想を上回る結果となり、継続的なインフレ鈍化を期待していた市場の思惑に冷や水を浴びせる形となった。こうした結果を受けて、市場では米連邦準備理事会(FRB)の利

2024/02/18 20:42

予想を上回る卸売物価指数を受けてFRBの利下げ時期予測が後ずれしたことから主要株価指数はいずれも下落となった株式市場。

昨晩16日に米労働省が発表した1月卸売物価指数(PPI)は前月比上昇となり伸び率は市場予想を上回り2023年8月以来5ヶ月ぶりの上げ幅となった。PPI統計はサービス価格の大幅な上昇が影響し、根深いインフレ圧力を改めて示唆する形となった。米サンフランシスコ連銀総裁は年内3回

2024/02/17 20:10

1月米小売売上高は予想外の大幅落ち込みとなりFRBの早期利下げ期待が高まり買いが優勢となった米国株式市場。それを受けて堅調に推移した東京株式市場。

昨晩15日に米商務省が発表した1月小売売上高は前月から予想以上の減少となり、2023年3月以来10ヶ月ぶりの大幅な落ち込みとなった。また2023年11~12月の小売売上高は下方修正され、個人消費の勢いが失速している兆候を示唆しており2023年第4四半期の国内総生産(GDP)伸び率が下

2024/02/16 20:04

米シカゴ地区連銀総裁のインフレが2%に低下するを待って利下げを開始するのは支持しないとする発言が材料となり堅調に推移した株式市場。

昨晩14日、米シカゴ地区連銀総裁はインフレ率が今後数ヶ月の間に僅かに上昇したとしても米連邦準備理事会(FRB)の2%目標までに低下する道筋は変わらないだろうと述べた。そしてインフレ率が2%に低下するのを待って利下げを開始するのは支持しないとの見解を示した。前日に発表

2024/02/15 20:05

予想を上回る伸びとなった1月米CPIから利下げ時期予測が後ずれし軟調となった米国株式市場。一方で小幅続伸となったグロース250指数。

昨晩13日、労米働省が発表した1月米消費者物価指数(CPI)は前年同月比で上昇となり、伸びは前月から鈍化したものの市場予想を上回った。今回の結果は市場のインフレ鈍化が続くとの思惑に冷や水を浴びせる形となり、米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ開始時期がさらに遅れ

2024/02/14 18:11

1月米CPI統計の伸びは鈍化と予想されている中、まちまちとなった米国株式市場に反して大幅上昇となった東京株式市場。

昨晩12日に米ニューヨーク連銀が発表した1月消費者調査では1年先と5年先のインフレ期待はそれぞれ横這いとなった。消費者のインフレ期待は主要分野で幅広く後退し、1年先予想上昇率はガソリンや家賃が1年2ヶ月ぶりの低水準となったほか、食品は疫病パンデミックが始まった202

2024/02/13 17:41

今週前半も多くの企業の決算発表が見込まれ、決算発表銘柄への物色が予想される一方で週後半にかけて決算発表企業が大きく減少することから軟調な相場へと移行するか。

日経平均株価が34年ぶりとなる37000円の大台を一時上回る中、日本企業の決算発表が続いている。先週には1300社を超える企業の決算発表がなされ、決算発表銘柄への物色からプライム市場での売買代金は連日で4兆円を上回る大商いとなったとされている。また先週後半には日銀副

2024/02/12 15:09

37000円の大台を突破した日経平均株価は上髭陰線を付け、調整が懸念される。一方で36000円が支持線として意識されレンジ相場となるか。

先々週末に米労働省が発表した1月米雇用統計では非農業部門雇用者数は予想を大きく上回る上昇となり労働市場の堅調さが改めて示された。堅調な雇用市場や賃金上昇の伸びの加速は将来のインフレ圧力を示唆していることから、市場での米連邦準備理事会(FRB)の利下げ開始時期の

2024/02/11 18:48

強い経済を示す経済指標が相次いだことやAIを巡る半導体関連に対する楽観から最高値を更新したS&P500指数。

昨晩9日、ドイツ銀行は顧客向けリポートにおいて米国が景気後退入りとならない限り、円が上昇に転じる可能性は低いと指摘した。その理由として日本政府は円を借り入れて米国債やS&P500株価指数などに大規模なキャリー投資をしており、米国のインフレ率が2%程度で推移している

2024/02/10 16:29

新規失業保険申請件数は減少となり強い労働市場が示唆される中、企業決算が材料となり小幅高となった米国株式市場を受けて、小幅高となった東京株式市場。

昨晩8日に労働省が発表した週次新規失業保険申請件数は3週間ぶりの減少となり、労働市場は予想外の強さを見せている。ハイテク関連企業の人員削減の報道が散見されている中で依然として強い労働市場から、引き続き強い個人消費が続くと見られている。こうした結果は、最近の

2024/02/09 18:25

好調な決算発表を行う企業に支えられて小幅ながらも堅調に推移した米国株式市場を受けて大幅上昇となった日経平均、小幅反落となったグロース250指数。

昨晩7日、米リッチモンド地区連銀総裁はインフレ率が米連邦準備理事会(FRB)の2%目標に向けてどの程度持続的に低下しているのか不明であり、確信が強まるまで利下げを見送りたいとする見解を述べた。またボストン地区連銀総裁は講演でFRBはデータと見通しから政策は適切な位置

2024/02/08 20:26

堅調な米国3年債入札を受けて米国債利回りが低下し小幅高となった米国株式市場に反して小幅安となった東京株式市場。

昨晩6日、米クリーブランド地区連銀総裁は現在の米国経済は労働市場は力強く消費に関連する統計は堅調であり、インフレ率が米連邦準備理事会(FRB)の2％目標に向けて低下していると示す経済データが提示される間は金利を現行水準に維持する機会が得られているとの見解を示した

2024/02/07 18:11

利下げに慎重な姿勢を見せるFRB高官らの発言に加えて、強い経済指標が相次ぎ、利下げ時期の後ずれ観測から軟調となった株式市場。

昨晩5日、米供給管理協会(ISM)が発表した1月非製造業総合景況指数は市場予想を上回って4ヶ月ぶりの高水準となった。新規受注指数は3ヶ月ぶり高水準となり、雇用は前月から上昇となり拡大圏へと転じ、受注と雇用が全体を押し上げる形となった。専門家は回答企業は利下げによる

2024/02/06 17:33

強い雇用統計から企業業績の改善が期待され堅調となった先週末の米国株式市場を受けて買いが優勢となった東京株式市場。

先週末、米労働省が発表した1月米雇用統計では非農業部門雇用者数は予想を大きく上回る上昇となり予想外の労働市場の堅調さが改めて示された。堅調な雇用市場や賃金上昇の伸びの加速は将来のインフレ圧力を示唆していることから、市場では米連邦準備理事会(FRB)が3月に利下げ

2024/02/05 15:35

日経平均株価、グロース250指数のいずれも大台を超えられない値位置で停滞が長らく続いている。堅調だった米国株式市場を受けて大台を超えるかどうか注目される。

先週末、米労働省が発表した1月米雇用統計では非農業部門雇用者数は市場予想を大幅に上回る上昇となり労働市場の予想外の堅調さが示唆された。こうした結果を受けて市場での米連邦準備理事会(FRB)の早期利下げ観測が大きく後退し、金融市場ではFRBが3月の利下げを開始する確

2024/02/04 19:05

強い雇用統計は生産安定性を増しインフレ抑制に貢献し長期的には企業業績を下支えするとの見方が強まり堅調となった米国株式市場。

昨晩2日、米労働省が発表した1月米雇用統計は非農業部門雇用者数が前月比増となり、伸びは市場予想を大幅に上回った。賃金の伸びも加速し約2年ぶりの上昇率となり労働市場が予想外に勢いづいていることが示唆された。こうした結果は市場が見込む米連邦準備理事会(FRB)の5月利

2024/02/03 17:57

前日のFOMC会合後のFRB議長の発言により大幅下落した米国株式市場は買い戻しによる反発上昇となり、それを受けて堅調な相場となった東京株式市場。

昨晩1日に米労働省が発表した週次新規失業保険申請件数は前週比増となり市場予想を上回った。新規失業保険申請件数と継続受給者数は共に昨年11月以来の高水準となり、軟調な労働市場を示唆した。専門家は労働市場の冷え込みは解雇の増加よりも雇用の鈍化が原因とされており、

2024/02/02 19:52

FOMC会合のFRB議長の記者会見を受けて3月利下げ観測が大きく後退し大幅に値を下げた株式市場。

昨晩31日、米連邦準備理事会(FRB)は30~31日に開催した米連邦公開市場委員会(FOMC)会合でフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標の据え置きを決定した。据え置きは市場の大方の予想通りで4会合連続となった。最近のインフレ関連指標でインフレ鈍化を示す傾向にある中で、FRB議

2024/02/01 18:10

FOMCの政策発表を控えて、まちまちとなった米国株式市場と同じく、まちまちとなった東京株式市場。

昨晩30日、市場では米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策発表を明日に控え積極的な売買が控えられる展開となった。大方の予想では米連邦準備理事会(FRB)が金利を据え置くと見られているがFRB議長が利下げに対してどのような発言を行うかに注目が集まっている。昨年12月時点でFRB

2024/01/31 18:33

今週のFOMCでFRB議長の発言から今後の政策の手掛かりを得ようと売買が控えられる中、買いが優勢となった株式市場。

今週開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)会合後の米連邦準備理事会(FRB)議長の発言から今後の金融政策の行方について手掛かりを得たいとする動きから積極的な売買が控えられる中で、昨晩29日、米財務省は現金残高の増加を見込んでいるなどとして、市場予想に反して第1四半

2024/01/30 18:49

中国当局の景気支援策より株価が反発した中国株に大きな資金が流入した一方で、上昇の勢いを失いつつある東京株式市場。

先週発表された米連邦準備制度理事会(FRB)が重視する個人消費支出(PCE)は2023年12月コア価格指数が約3年ぶりの低い伸びとなりインフレ鎮静化を示す結果となった。また中古住宅販売は市場予想を上回り不動産市場の底堅さを改めて示唆した。こうした結果を受けて経済のソフトラ

2024/01/29 18:33

PCプロセッサー製造最大手の米国半導体企業の市場予想を下回る業績見通しが嫌気され軟調だった米国株式市場を受けて東京株式市場は弱い展開となるか。

先週の米国では米商務省が発表した2023年第4四半期米実質国内総生産(GDP)速報値は年率換算で前期比増となり、伸びは前四半期から鈍化したものの市場予想を上回り、米国経済の強さが示された。一方で翌日に同省が発表した2023年12月個人消費支出(PCE)価格指数は前年同月比上昇

2024/01/28 21:02

インフレ鈍化を示唆するPCE統計を受け、ソフトランディング期待が高まるも半導体大手の低調な売り上げ見通しが嫌気され、まちまちとなった米国株式市場。

昨晩26日、米商務省が発表した2023年12月個人消費支出(PCE)価格指数は前年同月比上昇となったが、伸びは前月からほぼ変わらず物価上昇の鈍化が示唆された。変動の大きい食品とエネルギーを除いたコアPCE価格指数は前年同月比上昇となり、伸びは前月から縮小し2021年3月以降で

2024/01/27 20:34

市場予想を上回る米GDP値から投資家心理が上向き小幅高となった米国株式市場に対して大幅安の日経平均株価、小幅安のグロース250指数。

昨晩25日に米商務省が発表した2023年第4四半期米実質国内総生産(GDP)速報値は年率換算で前期比増となり、伸びは前四半期から鈍化したものの市場予想を上回った。インフレ抑制のため米連邦準備理事会(FRB)が行った積極的な利上げの影響から景気後退に陥る見られていたにもかか

2024/01/26 17:31

週内に発表される経済指標を控えて小幅な値動きとなりまちまちとなった米国株式市場を受けて日経平均はほぼ変わらず、グロース250指数は大幅高となった。

昨晩24日に発表された1月米総合購買担当者景気指数(PMI)はサービス業と製造業の両指数が上昇となり12月から上昇し半年ぶりの高水準となった。また産出価格指数は約3年半ぶりの低水準となり、インフレ減速を示唆した。一方で悪天候や輸送の遅れで資材調達の遅延から原材料価格

2024/01/25 20:47

早期利下げ期待が後退する中で、まちまちだった米国株式市場を受け、日経平均株価は小幅安、グロース250指数は小幅高となった。

今週開催される欧州中央銀行(ECB)理事会では金利据え置きが見込まれているものの市場では今後の金利の行方について手掛かりを得ようとして理事会後のECB総裁の記者会見を注目されている。こうした中で昨晩23日の外為市場では米連邦準備理事会(FRB)の早期利下げ観測が後退して

2024/01/24 18:34

日米の金融政策決定会合を控えて小幅高に留まった米国株式市場を受けて小幅安となった東京株式市場。

昨晩22日の外為市場では明日の日銀金融政策決定会合の結果発表及び日銀総裁の記者会見を控えてドル売り円買いが進み円は上昇となった。一方で米連邦準備理事会(FRB)の利下げ時期に関して見通し不透明なことから方向性に乏しい展開となり主要通貨に対するドル指数は上下動を繰

2024/01/23 18:21

半導体需要の拡大期待から堅調に推移した先週末の米国株式市場を受けて大幅高となった東京株式市場。

先週末には米ミシガン大学が発表した1月消費者信頼感指数は市場予想を上回る上昇となり1年先インフレ期待は12月から低下し2020年12月以来の低水準となった。こうした結果を受けて金利先物市場では米連邦準備理事会(FRB)が3月に少なくとも0.25%の利下げを実施する確率はとうと

2024/01/22 18:47

堅調な米国経済指標が相次いだ上、中東情勢の悪化の拡大が懸念されFRBの早期利下げ期待が後退する一方で人工知能を巡る半導体需要が相場の下支えとなるか。

先週発表された12月米小売売上高が前月比増と市場予想を上回ったことを始め、週次新規失業保険申請件数は前週から減少し市場予想を下回り、2022年9月以来の低水準となり、さらに米ミシガン大消費者信頼感指数は市場予想を上回る上昇となり2021年7月以来の高水準となり、1年先

2024/01/21 21:09

堅調な消費者信頼感指数を受けて利下げ時期の後ずれ観測から米国債利回りが上昇した一方、半導体銘柄を中心に買いが集まり大幅高となった株式市場。

昨晩19日、米ミシガン大学が発表した1月消費者信頼感指数は昨年2023年12月から市場予想を上回る上昇となり2021年7月以来の高水準となった。このような結果はインフレが目標に向けて鈍化しているという確信と今後の所得増加への期待の高まりが反映されたと見られている。こう

2024/01/20 19:22

堅調な米新規失業保険申請件数を受けてFRBの早期利下げ観測が後退したものの半導体関連銘柄を中心に買いが入り堅調に推移した株式市場。

昨晩18日、米労働省が週次新規失業保険申請件数は前週から減少し市場予想を下回り、2022年9月以来の低水準となった。依然として雇用市場が堅調なことを示唆しており、こうした結果に専門家は米連邦準備理事会(FRB)が今年の3月に利下げを開始するのは時期尚早とする見方を裏付

2024/01/19 20:09

市場予想を上回る12月米小売売上高から米国経済の底堅さが改めて示されたことからFRBの3月の利上げ開始期待が後退し軟調な展開となった株式市場。

昨晩17日、米商務省が発表した12月米小売売上高は前月比増と市場予想を上回った。底堅い労働市場を背景に家計は健全な支出を維持しており、昨年第4四半期の経済成長見通しを上方修正する動きが進んでいる。専門家は経済は好調に推移しており、今年の景気後退予想をしていたエ

2024/01/18 19:56